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気付いた時にはもう男はいなくて僕は髪の長い人の腕の中だった
良かった、助かったんだ。怖かった､もうあんな目に会いたくない､思い出したら又震えてきた長髪の人も震えてるのに気付いたのか優しく抱き締めてくれている｡
さっきの男に抱かれるのは怖かったがこの人に抱きしめられるのは落ち着く｡しかし幾ら経っても離してくれない｡取り敢えず礼をしなければと思い顔を上げる
『助けて下さりありがとうございます』
長髪の人も笑顔で返してくれるが一行に離す気配がない､サングラスの人にもお礼をしたいのに
『あの、離して下さい』
言ってみるが離してくれない。何かしてしまったのだろうか、そんな覚えは無いが頭には？が浮かんでいる
「おい､そろそろ離さねぇとお前も不審者扱いするぞ」
サングラスの人も言ってくれているが長髪の人は「えー」と言ってるだけで僕をぎゅうぎゅう抱き締めている
僕ももう諦め失礼を承知して腕の中から礼を言う､サングラスの人は「おう」と言って僕の頭を撫でてきた､少し恥ずかしい
歳下扱いされている気しかしなくて僕は貴方達よりも歳上ですと主張してみたくなる｡歳上だと知ったら離してくれるかもしれない
『多分僕､貴方達より歳上です｡だからこれ恥ずかしいです』
驚いた声と同時に何歳だとも聞かれたので年齢を答える
「うそっ!?24なの!?その見た目で!?」
「詐欺だろ､いやまぁ納得はいくけどよ｡それに降谷に少し似てるなと思ったのはコレだったのか」
中々に面白い反応をしてくれるなと思い聞いていると、少し気になる言葉が出てきたので詳しく聞いてみる
『降谷...?友達ですか?』
僕の名字と同じ｡もしかしたら､と思ったが世界に降谷が名字の人は沢山いるだろう
「あぁ､知り合いか？」
『名字が同じだったんで､つい』
「そういえば名前聞いてなかった!」
長髪の人がそう言ったかと思うと僕に名前を聞いてくる｡最初に長髪の人が自己紹介を始める
長髪の人が萩原さんサングラスの人が松田さんと言うらしい｡次は僕の番で名前を言い始める
『僕の名前は 降谷透夜 と言います』
そう言ったかと同時に2人が叫び顔を見合わせる。近所の迷惑になるからもう少し静かにねと注意すると2人はハッと我に返ったのかい勢いよく振り返り僕の顔を見た
『どうしました？』
聞くと同時に肩を掴まれる｡
「あんたを探してたんだ!」
「連絡先と写真撮らせて下さい!」
『はい?』
2人にどうすればいいか分からず生返事を返した
↓続き
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若宮真琴 - 更新頑張ってください！待ってます！！！！ (2020年7月4日 8時) (
レス) id: f98349de18 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 29話がとんでいます。 (2020年3月12日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉 - 素敵な作品ですね！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年1月25日 16時) (レス) id: 46509c50c0 (このIDを非表示/違反報告)
パヌチラ(達人) - 夢主さんの性格素敵過ぎません？？罪深いですねぇー、、これからも更新楽しみに待っています。 (2019年12月23日 0時) (レス) id: 05d444d009 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話がとんでいます。 (2019年11月27日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神羅 | 作成日時：2019年5月2日 8時
