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今何時だ
そう思い時計を見る
針は6時ちょっと過ぎを指していた
新一にパソコンを渡してからだいぶ時間が経ったな
そういえば
『新一、時間は大丈夫なの?』
普通の子供はもう家に帰ってる時間だ
新一「えっ?あっ!やべえ、母さん達に怒られる!」
焦りだす新一
さっきまで大人顔負けの集中力を醸し出していたから子供っぽい仕草に少し笑ってしまう
『家まで送ってあげようか?』
家は近所だが車のほうが速いと思う、と付け足す
新一「でもまだ読み終わってないし」
『また読めばいいよ』
新一「それに、...まだ、兄さんといたい」
ぼそぼそと呟き顔を真っ赤にしてうつむく
その仕草が兄性を刺激する
『可愛いことを言ってくれるね、僕の弟は』
そう言って新一を抱きしめる
新一「にっ、兄さん⁉」
『また来ればいい、今日は帰りなさい
新一の兄の家なんだ』
それでも新一は納得のいかない顔をする
『じゃあ合鍵を渡すよ、そしたらいつでも来れるよね』
新一「…うん」
やっと納得したようだ
新一「今度、t{purururu purururu」
新一が何か言いかけてたところで着信音が遮る
『おっと、ごめんね』
新一を抱きしめていた手を放す
新一「あっ」
新一が物足りなさそうな顔で見てくるのには気付かない
携帯を見てみる、知らない番号だ
取り敢えず出てみる
『もしもし、どちら様ですか?』
{もしもし、透夜くん}
その声に僕は疑問を抱く
なぜ優作先生がぼくの電話番号を知っているのか
教えた覚えはない
『優作先生、ですよね何故ぼくの電話番号を?』
優作{君の担当の子に聞いたのさ}
あの担当
「個人情報はちゃんと守るから電話番号を教えて!」
なんて必死にいうから教えたのに
優作{余り怒らないであげてくれないかい、私が彼に無茶を言ったのさ
それと新一がそっちにいないかい?まだ家に帰ってなくて}
『いますよ、変わりますね』
新一に電話を替わる
それからはその場から離れ新一と優作先生の邪魔をしないようにする
新一がこっちに来た
話は終わったみたいで僕に電話を渡す
優作{遅くまで新一が迷惑をかけたみたいですまないね}
『いえいえ、大丈夫ですよ、いい子でしたし』
優作{そうかい、ところで新一の兄になってくれたらしいじゃないか}
『すいません、勝手でしたよね』
怒ってると思いすぐさま謝罪をする
優作{新一が喜んでいたよ、と言う事は透夜君は私達の息子になるのかな}
そう言い、笑う先生
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若宮真琴 - 更新頑張ってください!待ってます!!!! (2020年7月4日 8時) (レス) id: f98349de18 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 29話がとんでいます。 (2020年3月12日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉 - 素敵な作品ですね!更新頑張ってください!応援してます! (2020年1月25日 16時) (レス) id: 46509c50c0 (このIDを非表示/違反報告)
パヌチラ(達人) - 夢主さんの性格素敵過ぎません??罪深いですねぇー、、これからも更新楽しみに待っています。 (2019年12月23日 0時) (レス) id: 05d444d009 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話がとんでいます。 (2019年11月27日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神羅 | 作成日時:2019年5月2日 8時