【BTS】ある日、友人の変な噂を耳にした。

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じょ、状況整理。待て、まってくれ。

いや、待てよ。よくよく考えたら……






私今告白されちゃったんじゃね！？！？






『えぇえええっ！！！』





5秒ほど考えた結果だが、生憎私は告白をされたことがない。

ので、間違っていたらとてつもなく恥ずかしかったりもする。




い、いやでも、でも。

お、俺を好きになってって言ったよね。



告白やん！！そ、そんなのもう告白じゃん！！！明らかにそれじゃん！！





か、勘違いではなかろうな。


たとえ勘違いだったとしても私はテヒョンのせいにするよ。





『……そ、それは…その……こ、告白として受け取ってよろしいのでしょうか、』




TH「……質問していい？」


どちらかというとこっちの質問に答えて欲しいのだが。


『どうぞ…』






TH「例えばの話。もし、自分の悩みをよく聞いてくれて優しい親友と、裏でやばいことしてる友達に告白されたら。


Aだったらどっちを選ぶ？」





人差し指を立てながら探るように言ってくるテヒョン。

な、なんなんだ。探偵ごっこか。





『や、優しい親友じゃないかな』



恐る恐るそう言ってみた。




するとテヒョンはいきなり私の手を握って引っ張ってきた。









TH「…俺、今日のこの時からめっちゃ変わるから。」





『……へ？』







TH「俺、Aのこと好き。友達だけど好きなの。わかる？」






……うん？

好き？
すき？

…寿司？





……。









『まぁぁぁぁああっつ！！！い、今なんと！？』








わ、私の聞き間違いではなければ。









TH「…俺、Aのこと好き。」








テヒョンが、私の手を握りながら久しぶりに見た真面目な目をしてそう言ってきたのだ。



わ、私は今、さっきまで女の人を弄んでた友人に、こ、告白されてて、あれ。









『…い……一旦…落ち着かせてください……』








頭が、パンク寸前である。

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