好物頂上決戦【月島 蛍】

バレー部の色々。 ページ6

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「え〜〜…ホントに入ったのキミ…行動早すぎデショ」

「うん！これからよろしくお願いします！」

「よろしくね、亀野さん」

「山口くん！よろしく！！」








私は山口くんと握手を交わした。

ちなみに月島くんには握手断られた。泣き。







「谷地さんはまだ迷ってるんだって？」

「うん、お母さんとも相談してから決めたいって」

「その点キミは考えなしに入ったんだよね」

「月島くんちょっと黙ろうか」







ニヤニヤと私を見る月島くんは、絶対性格悪い。

この人こんな人だったの？私まだ初めて喋って2日目なんですけど？







「(人1)！！俺日向翔陽！よろしく！！こいつ影山！」

「勝手に紹介すんなボケェ！よろしくな、(人1)」


「あ、うんよろしく…」





ノヤ先輩以外に名前呼ばれたの初めてだ。

いやノヤ先輩は中学仲良かったからいいけど私この2人と喋ったの今初めてなんだ。←

親近感とか距離感バグってる？大丈夫？←






その後、潔子さん(清水先輩って呼び方は嫌だと言われた)に色々と教わった。


日向と影山の入部前の出来事。3対3。

東峰さんとノヤ先輩のこと。

日向と影山の速攻のこと。インターハイ予選で、影山の中学の時の先輩である"オイカワさん"率いる青葉城西高校に負けたこと。

3年生はここで引退せず、1月にある春高までバレーを続けること。

烏養コーチの祖父と、東京の音駒高校という学校の猫又監督とは縁があり、それのおかげで今度東京遠征に行くこと。






「(私がのほほんと過ごしてきた2ヶ月に、そんなことがあったんだ…ノヤ先輩まで)」





全国に、行ってほしいと思った。


そのために、全力でサポートしたいと思った。







このチームで、全国へ。








その後、仁花ちゃん(谷地さん呼びはは他人行儀だと思ってかえた)も正式に入部し、


私達は、順調に絆を深めていく。









はずだったのだが。









「ちょっと邪魔なんですケド〜〜」


「お前が邪魔なんですけど〜〜」









なぜか、こうなってしまったのだ。

好物論争。→←中学の先輩と日向。

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