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*
「......」
しんと静まり返った屋敷。
さすがは柱の屋敷だけあって広く、迷ってしまいそうだ。
俺はすんと鼻を鳴らしながら匂いの元を辿る。
どうやら甘い匂いは二人と同じところから流れてくるようで。
鼻に意識を向けながら広い屋敷の中を歩き進むと、だんだん匂いが強くなってくる。
「ぁ、んっ、......」
「......!?」
聞こえた。確かに今、Aの声が。
苦しそうな甘い声。
甘い、匂いと声。
まさかと思い、声のする部屋へと気配を消して忍び寄った。もう匂いなんか辿らなくともわかる。心臓がどくんと嫌な音を立てて気持ち悪い。
「......ふぅ......」
そして、ある部屋の前まで来ると俺は深く息を吸って吐いた。
意を決して、少しだけ襖を開けた先の光景に俺は目を見開いた。
「ぁあっ、ん、」
「は、......くっ、」
煉獄さんが、Aを抱いていた。
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三月の専属ストーカーなつめみく - れんごくさんがただのセクハラ野郎になっちまった…可愛いから許されるんだけどね!!イケメンっていいな!!() (10月12日 15時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
笹音 - ののみゆさん。同感できる。 (\;¢;/) ウルウル (2021年10月21日 13時) (レス) id: cf55aa82ad (このIDを非表示/違反報告)
ののみゆ - 最高やないか。(真顔)私は、どうしようもない変態なので「えへへ」といいながら見るのだ! (2021年10月17日 22時) (レス) id: cf55aa82ad (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ(プロフ) - 興奮しちゃった\( *´ω`* )/私今顔がヤバイ事になってまぁーすwww (2021年6月4日 17時) (レス) id: b7969430ca (このIDを非表示/違反報告)
ねね - こっそり見ているんですけど、やばい!この話も隠れて読んでいることもやばい!お疲れ様でした(//^○^//)ドキドキしましたぁ〜! (2021年1月30日 15時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴神 | 作成日時:2020年3月26日 23時