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story.23 ページ27

あ「あの、先輩は部活はいってないんですか?」



昔の話もだいたい話し終えたので、聞いてみる。



昔のことといっても、ほとんど覚えてなかったし、いろいろ頭ぐちゃぐちゃな状態なんだけど。



優斗「一応、バスケ部。蓮とも楽しくやってるぜー」


蓮とおんなじ部活だったんだ。蓮、そういうのあんまり話さないからな。



と、そんなことより。


あ「部活、いかなくていいんですか?」


優斗「んー、どうせ今日の部活は休もうと思ってたし。あ、サボリじゃないからな?」


念を押すようにいってくるので、私もうなずく。


優斗「それに、Aと話すの楽しいからな」


優しく微笑む先輩を見て、今までのチャラいイメージが少しだけ薄くなった。


生徒会長の仕事もちゃんとやるし、案外真面目な人なのかも。



あ「私も、楽しいですよ」


くすっと笑うと、先輩は少しだけ目を見開き、頬を隠すように顔を手に当てた。



優斗「ほんと…かわってない」


あ「え、なにか言いましたか?」



私が首をかしげると、先輩はちらりとこっちをみてつぶやく。


優斗「Aさ、もうちょっと警戒したほうがいいよ」



え、どういう意味ですか、と言葉を発する前に私は押し倒された。



ぽふっと頭がクッションの上に着地。目を開くと先輩の顔が目の前にあった。


優斗「A、誰にでもそんな顔しないほうがいいよ」


真剣なまなざしで私の顔を見つめてくる。



あ「あの、先輩…何してるんですか…//」


前も言っただろうが、先輩はイケメンだ。イケメンに押し倒されたら、誰でも顔は赤くなるだろう。


先輩は私の質問には答えず、


優斗「俺のことは、名前でよんでいいから」


といった。


もういろいろとわけがわからない。



あ「あのっ、優斗先輩…?//」



私がつぶやくと、優斗先輩は鼻先がふれそうなほどに顔を近づけてきた。



優斗「今まで我慢してきたけど…もう無理かも」


先輩の吐息が顔にかかってくすぐったい。なんかいいにおいがするかも。



って何考えてんの私。



あ「あの、我慢とかその…私にはわかんないですけど、とりあえず離してくださるとうれしいなーなんて…」



そんな私の言葉を無視して、先輩の顔はどんどん近づき…

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- 主さんストーリーとても面白いです!あの質問なんですが作った人から名前変換オリジナルの名前って見たりできるんですか? (2022年10月9日 18時) (レス) @page7 id: 914057515a (このIDを非表示/違反報告)
マコ - 幼なじみ可愛すぎて心臓痛いです笑 (2016年11月14日 0時) (レス) id: 3964615cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - か - せんぱいがいいな - 笑 (2016年6月28日 16時) (レス) id: a9f7a71f31 (このIDを非表示/違反報告)
yuki - 先輩がいいです! (2016年2月29日 1時) (レス) id: ce8849c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - せんぱいで!! (2015年7月20日 23時) (レス) id: 6d0d403dce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年3月17日 16時

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