story.22 ページ25
放課後。
早いとか、気にしないで。
あのあと教室にもどったら、怜に何をやったか聞かれたので手短に説明しておいた。
生徒会室の扉をあけると、すでに先輩は来ていた。
優斗「よー!!」
元気だな、と思いながら足を踏み出すと、先輩は自分の隣をぱんぱんと叩いた。
…隣に座れってことかな？
断るわけにもいかないので、素直に先輩の隣に腰をおろす。
優斗「じゃ、小学生のころの話でもするかー」
あ「でも私、あんまり覚えてないです」
優斗「んー、じゃあ蓮の話でもするか!!」
なぜ蓮なのか。
私が訝しげな表情をしているのを悟ってか、先輩は笑いながら言った。
優斗「だってお前ら幼なじみだろ？幼なじみのことくらいは覚えてるんじゃね？」
そんなことも知ってたのか。
あ「まあ、そうですね…」
優斗「じゃあさ、蓮とのこといろいろ教えてよ!!」
あ「うーん…蓮とはちいさいとき家が近かったって言う理由で仲良くなりました。
小学校でも、なぜかずっと同じクラスでした」
優斗「あんな人数多かったのにか?!すげー！
怜のことは、当時知ってたか？」
あ「いえ、クラスも同じになりませんでしたし…男子にあまり興味なかったので…」
優斗「ふーんそうか、てかさAって中学違うとこ行ったよな。なんで？」
先輩、そんなことも知っていたのか。
あ「家の都合でです。引っ越しはしなかったんですけどねー。
というか、なんで先輩がそんなに私のこと知ってるんですか」
優斗「俺だけじゃなくて、ほかの三人もAのこと気にしてたぜー！小学校の頃、お前結構有名人だったの覚えてねぇの？」
え、そうなの？自分ではほんとに自覚ないんだけど…
あ、ということは健太くんは私のこと覚えてるのかな。今度確認しよう。
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夢 - 主さんストーリーとても面白いです！あの質問なんですが作った人から名前変換オリジナルの名前って見たりできるんですか？ (2022年10月9日 18時) (
レス) @page7 id: 914057515a (このIDを非表示/違反報告)
マコ - 幼なじみ可愛すぎて心臓痛いです笑 (2016年11月14日 0時) (レス) id: 3964615cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - か - せんぱいがいいな - 笑 (2016年6月28日 16時) (レス) id: a9f7a71f31 (このIDを非表示/違反報告)
ｙｕｋi - 先輩がいいです！ (2016年2月29日 1時) (レス) id: ce8849c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - せんぱいで！！ (2015年7月20日 23時) (レス) id: 6d0d403dce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憐 | 作成日時：2014年3月17日 16時
