【Ｈ×Ｈ】体力の無い私が家出しただけなのになぜかハンターに！？８

324話ヒジウチ×ト×メツブシ ページ31

「おやおや、これは
予期せぬお客さんだ♡」


私達の登場は
さすがのヒソカ(仮)も
予期せぬことだったらしい


未だ霧によって
ヒソカを目視できないでいる私だが……

殺気だだ漏れなヒソカに
過剰反応………冷や汗とともに
私のオーラも
ひやひやと溢れ出る。


「ふふっ随分成長したんだね♡」
嬉しそうに言葉を発するヒソカ
………と同時に
二人が戦闘でもおっ始めるかの
ようにオーラを発し始めた

え？私も助太刀した方がいい感じ？


「あれ…………なんか霧が、」


ついに………______ヒソカとの


ご対面…______


オーラによって
霧を吹き飛ばしているのか、
どんどん晴れ晴れとした自然地帯………



ズゴォーｯｯ

あ、なんか生々しい効果音
嫌な感じ……………



「ぐぬおあぁぁぁぁああぁぁあｯｯ!!!!
目がっ…目ぇがああぁぁｯｯ!!!」


何かが私の麗しい
眼球を襲撃。


とんでもない出来事に
私は目を抑え寝転がり
辺り一面転がりまわる


いや、ね？目だよ？目！
私の急所だよ？
男子のあそこよりやばいよ？？
いや、すいません、なんでもないです!!!



「いい師に巡り会えたようだね♡」


いい師？そんさせっしょうな…………
アスファルトだよ？スパルタ先生だよ？
今からでも間に合う！！
ウイングさんと等価交換を申し出たい
ところだ。


「何なんだ……この変態野郎は」

いや、ごもっともな意見です

初めてゴリラと意思疎通
出来た気分だ♪



「君かい？彼らの先生は…………」


薄っすらと回復しつつある
私の眼球
やっとヒソカこと変態奇術師
とのご対面………………



「ぐぉッハッ!!!」

立ち上がるや矢先…………
キルアの肘が顔面クリーンヒット

私はノックアウト


目潰し食らうわ、肘打ち食らうわ………
キルアってば私に恨みでもある？

密かに私の暗殺計画企ててる？




「……ふ………く」

キルアはなんだかふるふると
怒りを抑え震えている様子

やっぱり私にお怒りで！！？



「ヒソカてめえぇーーーｯｯ!!!
さっさとふくを着ろおぉぉｯｯ!!!」


キルアの声は東の街にも
届いたこと間違いなしだろうな………
うん、私の鼓膜も危うかった。


「おやフフッ………レディの前で
失礼だったかな？」

ヒソカ……………服着てなかったのか、
危うく私の眩い眼球が被害に合う
ところだったよ、
すでに被害には会いましたがね。

やっぱりヒソカは変態ということを
改めて痛感したよ………
とほほと呆れ返る私


「で？僕に何の用だい？」


2019.6.28

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