検索窓
今日:15 hit、昨日:4 hit、合計:93,489 hit

320話イラダチ×ガ×バクハツ ページ27

「で、なに?」

こいつからの呼び出しは
初めてでなぜか浮ついた気持ちを
平常心に変え

ゴン達から離れた場所に移動した。


「いや〜そのさ………
ルーちゃんのことなんどけど、」


また、もじもじと体を揺らしながら
申し訳なさそうに

しどろもどろに言葉を発する

ルーちゃんとは………あの
謎の女……ルシエルのことだ、
仲間でもねぇのに馴れ馴れしくあだ名呼び

そんなへらへらしたこいつに
心底イラついた。



「そんなことかよ………
ゴンのとこ戻んぞ!」


「ち、ちょっと待ってよ!!」


背を向けた俺に
慌ただしく腕を掴み食い止めるA


「な、なんだよ………」


心臓が早まり
Aに聞こえまいかと
緊迫し、思わず顔を反らした



「キルアも仲良くしよ〜よ!

同い年の女の子との接し方が
わからないだけだよね!?

わかるよ!私だって思春期男子の
反抗期との接し方がわからないさ!」


なるほどな、
大方あの女が好意を寄せてる
俺に振り向いてほしいだの

単純なコイツにそんな悩みを
持ちかけたんだろうな


あぁ、ウゼェ

「だからお姉さんの私にどんと……」


「ふざけんなよッッ!!
俺の気もしらねぇで勝手なことばっか

言ってんなよッッ!!」


俺の腕を掴むコイツの手を
払いのけたまりにたまったいらだちを
全部ぶちまけてやった


「ッッ!?……う、うん………
なんかごめん」

少し驚き怯んだようにうつむき謝る

なんでわかんねんだよ………

コイツの鈍感さ加減にまた、無償に
腹がたった



「お前のこと………年上だとか

姉みたいな存在だとか…………思ったこと
ねぇから」

そう言い放ち
Aの腕を掴み
無理に引き寄せた




「キルa…………!?」



俺の腕からすり抜け

腰抜けたようにへたり込む
Aの目線にあわせてしゃがみ込み
一言



「お前のこと、女としか
思ってねぇから

年下扱いすんなよ。」



今を振り返ればなぜ、
こんなことをしてしまったのか、

後悔してももう遅い
手遅れだ


この時の俺は恥ずかしさや平常心
よりも苛立ちが勝ってたんだ。




「…………」







2019.3.17



きゃゃあああぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁッッ!!!


ついに、ついにやってしまった………

書きながらこっちが恥ずかしく
なってきたし、

恋愛モード全開だァァああッッ!!////

321話レンアイ×ノ×ソウダン→←319話イベント×ノ×サイセン



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (141 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
371人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

白鳥V2(プロフ) - ビタミン剤さん» 見ていただきありがとうございます、これからも見守っていただけたら嬉しいです (12月22日 17時) (レス) id: 411cc6714e (このIDを非表示/違反報告)
ビタミン剤(プロフ) - 面白くて2日で一気見しちゃいました。素敵な作品ありがとうございます。 (12月22日 17時) (レス) @page32 id: b4586dcb8c (このIDを非表示/違反報告)
白鳥V2(プロフ) - へんたいさん» 見つけてくださりありがとうございます!更新頑張ります (12月4日 17時) (レス) id: 411cc6714e (このIDを非表示/違反報告)
へんたい(プロフ) - 最近好みの小説がなかなかないなって思って占ツク漁ってたら神作見つけて最高です生まれてきてくれてありがとうございます。 (12月4日 17時) (レス) @page45 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
白鳥V2(プロフ) - ライさん» コメントありがとうございます、褒めていただき嬉しいです!!これからもよろしくおねがいします (8月4日 16時) (レス) id: 411cc6714e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白鳥V2 x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年8月18日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。