【Ｈ×Ｈ】体力の無い私が家出しただけなのになぜかハンターに！？８

319話イベント×ノ×サイセン ページ26

キルアは相撲で
私は卓球
ゴリラはバスケ………８戦すべてに
惨敗で追い返されるはめに。

うん、仕方なかったのさ……
キルアの指示とからね、けっして
本気を出して空振りしまくり
全力で敗北したわけじゃないからねｯｯ！？


「しかし、一度負けたパーティーでは
二度と挑戦できん」

「まぁ、でも一人でも変われば
OKなんだから無茶なリスクじゃない」


とんがり帽子組の人達は
顔を見合わせ再度挑戦するか
検討しているようだ。

このイベントは15人で発生する……
ボマー達にはまず不可能だろう、

しかしこのイベントのカードを入手すれば
自分達がボマーに狙われる危険性が
ある



「連中は誤解している
このカードはこちらにとっても
なるべく早く入手したほうがいいんだ」



「少しでも仲間割れの危険を回避するため」

ゴリラことゴレイヌさんに
続きキルアが語る。


「えっ？」

「はい？」


ちょっと二人の言葉の理解に
追いつかず聞き返すゴンと私。



「仲間は15人
クローンをつかってもヒトツボの海岸
限度枚数はたったの三枚

このイベントは……初めから仲間同士の
争いの火種を抱えているんだ」



早速散ってしまった
仲間の人数探しだが宛はない様子の

ゴリ……ゴレイヌさんが「宛はないか？」と
私達に尋ねる



宛はあるっちゃ〜あるんだけど
あれ等がまともに話を聞いてくれるとも
思えんし、

なんと言っても私は恐ろしいよ
キルアに土下座されようがゴリラに
バナナを貰おうが
ゴン達に紹介するのは私の
こか……護憲に関わる……うんうん。



「う〜ん、やっぱりこの中で
強そうなのはやっぱりクロロかな？」


ゴンはバインダーを開き
プレイヤーのリストを見開く

指差し顎を抱える


「クラピカは偽物だって言ってただろ！！」

「じゃあ、誰なんだろ…………」




そんな光景を見て私は
もじもじそわそわ


「トイレならいけよ
漏らすなよ」


「違うよ！！！」

乙女に向かって
デリカシーの文字を木っ端微塵に
するようなキルアの発言


「ってそうじゃなくてさ………
ちょっと二人で話さないかい？

なんもしないから！！ね？」


「ちょっと訴えていいか？」



「私が悪かった！！だから、ね？
そのバインダーいったん仕舞おうか？
多分現実に通報しても繋がんないだろうし

そもそもそんな機能搭載されてないからさ」


まじで現実に帰国して
通報して裁判起こされそうな勢いだったので
とりあえず納めてもらった


「で？なに？」





〜
2019.3.5

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