保護者役、任されてます。【二口堅治】

30. 合宿スタート ページ31

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｢舞ちゃん、私たち生きて家に帰れると思う…？｣







｢……何も考えないようにしよ…考えたら生きて帰れる自信ない。心を無にして頑張ろ…｣







体育館に集まり、マネージャーの私たちはまだ練習が始まってもないのに生きた屍のような状態になっています。









あのね、合宿期間中は朝昼晩のご飯をマネージャーが作らなきゃいけない上に、白鳥沢にマネージャーがいないから私と舞ちゃんが毎日交代で白鳥沢のマネ業やらなきゃいけないの。






ってことは、いつも2人でやってるマネ業を1人でやらなきゃいけないんだよ？しかもご飯も作らなきゃいけないし…






え、なにそれ、拷問？？え、無理だよ？






おじいちゃん涼しげな顔でサラッと言ってたけど普通に私たちの体力もたないよ？








でも、いくら渋ってもやらなきゃいけないものはやらなきゃいけない。マネージャーになった以上、それは当然の事だ。








という事で、今日は私が白鳥沢のマネ業をやって舞ちゃんが伊達工のマネ業をする事になった。








｢とりあえずアップから始めるぞー！｣







おじいちゃんの大きな声で、全員がアップをとり始めた。







よし、とりあえずドリンクだ。ドリンク作ろう。

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