24話 ページ27
「……王宮から呼び出し？」
急にレオナに呼ばれ、いつもどうり空間転移でれおなの部屋へ。いつもよりピリッとした空気に俺は眉をひそめる。
嫌な予感は的中し、現国王が俺に会いたいということだ。
「そうだ。昨晩連絡が来た。
現国王。つまり俺たちの“お兄様”がAがここにいることを知った。……どこから嗅ぎつけやがったんだか。」
レオナはからファレナ兄には絶対に言わない気がする。
……となると誰か。まあそんなことは後にしよう。
とりあえず勘当されたはずの俺がもう一度王宮に足を踏み入れるって？冗談じゃない。
「……とりあえずバレてしまった以上は行くしかない。
ただし、こちらも用意しなくてはな。」
王室に入るんだからそれはもう大層な“サプライズ”をせねば。
レオナは怪訝そうな顔で俺の目を見る。
俺はニカッと笑い、レオナの頭を激しく撫でた。
「まあ、大丈夫さ。
どうにかなる。命は取られない。なんせ王様なんだからな。」
「……そんな軽いノリでいいのかよ。」
「そうだな。でも大丈夫だ。
だって国王は俺たちの兄貴で、レオナと同じ兄弟だ。
それに、俺を勘当したのは両親だ。何かあるはず。」
俺の肩に頭を乗せてきたレオナを撫でながら俺はそう言う。ファレナ兄のことだ。必ず裏がある。
例えば、そうだな……
＿＿＿＿俺の秘密を知った、とか。
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零(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2023年2月11日 16時) (
レス) @page30 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
らずぴす(サブ垢)(プロフ) - 洸さん» 返信遅くなってすみません……！そう言って頂けて本当に嬉しいです！更新頑張ります！ (2022年7月31日 15時) (レス) @page30 id: f3216aef7e (このIDを非表示/違反報告)
洸 - えっちょ、は？神か？神だな？貴方は神だな？誇張じゃなく神だな？神ですね？え、今まで見た中で最高ですよコレ。更新待機しますよマジで。 (2022年4月23日 21時) (レス) @page27 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)
らずぴす(サブ垢)(プロフ) - 舞さん» 返信遅くなり申し訳ございません……ありがとうございます！ (2021年11月17日 19時) (レス) id: bc678a6855 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ (2021年11月7日 2時) (レス) @page24 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らずぴす x他1人 | 作成日時：2021年8月21日 5時
