とある独立の超能力者＆とある試作の絶対能力

１５７歩 ページ11

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「(仕掛けてこねぇの？」)」

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私は左側に人が隠れている建物

それを普通に通り過ぎたのだが…。出てこない。

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私を狙う気はないのだろうか？

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じらすのは実にやめてほしい。

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かといって「出て来い」と言えるわけでもない。

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と言うことで私はもっと奥に進むことにした。

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すると、

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「(こりゃ、スキルアウトのたまり場…か？)」

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映画に出てきそうな古びた車庫がいっぱい出てきた。

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そこで再び透視能力を使用すると

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拳銃持ってるよ。

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オイオイがちでやめてくれよ。

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『物質粉砕』使わせる気かよ。

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その時ケータイが鳴った。

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『ちょっと、大丈夫？

　手助け行こうか？』

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「あー、大丈夫大丈夫。」

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これ以上やりにくくするのはやめてくれ。

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と、御坂と電話してるとき

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背後から足音がした。

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「悪い御坂きるよ！」

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『ちょっ！』

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私は背後から殴りかかってきた金属バットをかわす。

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「っぶね。」

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「かかれっ！！」

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…。

いや、かかんなくていいから。

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とか思ってる間にも拳銃の銃口が私を狙っている。

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「不可抗力…。」

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『物質粉砕』で相手にするとしよう。

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