私は神威じゃないって何回言ったらわかるんじゃァァアア！！

第13話、『・・・・・・・・・』 ページ14

銀「・・・つーことで、土方サン。コイツ借りるわ」

土「な、なに言って『うわっ！！』ちょ、A！」


私を横抱きして走り、近くにあったらしい銀時の原チャリの後ろに座らせられた。


銀「行くぜ！」

『お、おう！』


ブ〜ンーーー・・・・・・


もう土方さんの声は聞こえなくなった。


銀「コレ被っとけ」


信号が赤になり止まったとき、ヘルメットを渡された。

一応被っておくが、ふと思った。


『君は？』

銀「俺はもう慣れてるし、石頭だからダイジョーブ。あと、その君っつーのやめねぇ？俺は坂田銀時っつーんだ。銀さんでも銀ちゃんでもなんでも呼んでくれ。俺はAって呼ばせてもうらうぜ」

『うん。じゃあ、普通に銀時で』

銀「りょーかい」


そう言った瞬間に原チャリは動き出した。


『どこに向かってるの〜？』

銀「女と行ったら、遊園地かな〜って」

『へぇー！女ってわかってたんだ！いや、分かると思うけど。遊園地！行きたい！』


つか、そんな金持ってるのかと思ったわ。マジで。まァ任せよう。

なかったら、3日間働いた給料でも出せばいっか。


銀「あとね、落ちないようにぎゅーと抱きしめてくれるのは有り難いんだけどね」

『うん。』

銀「Aの柔らかい胸が背中に当たってます」

『・・・・・・・・・』


信号が赤になって、止まった時にヘルメットのついてない頭を殴っておきました。

第14話、つか隊服で遊園地って、どーいう事だ・・・→←第12話、『じゃ、じゃあ。江戸来るの初めてだから、案内して！』

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