13,お話はお話の後で。 ページ16
シヴァ・アスガル side
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あれから…どれくらいの時間が経っただろうか。
まるで、何事も無かったかのように流れる時間が腹立たしい。
まるで、何事も無かったかのように晴れる天気が鬱陶しい。
この眩しい光が、あの日の事を思い出させてしまうから。
悲しい記憶を思い出させてしまうから。
「なんて、私にはそんな過去ありませんけどね」
_シヴァ・アスガル編___作成予定。
乞うご期待。
「と、宣伝を入れてくる辺り。更新飽きたんですね…。」
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『私は、この身体の所為で、上手く動き回る事が出来ません。
だからこそ、貴方の力を借りたいのです。
貴方は先程、上から現れましたよね。
しかし、周りの建物は皆、高い建物ばかり…。
普通の者では降りてくる事は出来ません。
見た所、この場に馴染む為
または実力者ではないと思わせる為にわざわざ
演技をしているように見えましたので…。
_相当の手練れかと__。』
ペラペラと喋る彼女は考察力が高いらしい。
私のあの一瞬で考え、結論が_相当の手練れ_だそうで。
「黙っている必要は無さそうなので言いますが…
私は人が天と呼ぶ所から来た者です。
人間にわかりやすく説明するのなら…そうですねぇ…
_神様__といった所でしょうか。私はそれです。」
黙っていても彼女にはきっと分かってしまうであろう。
それにもう普通の者ではないとバレてしまっているのだから。
すると彼女は目を丸くして「まぁ!」と驚いた。
『天の方だったのですね!
そろそろ、お会いになれるのかしらと思っていたのです。
私は昔から病弱でしたので、ずっと車椅子でした。
私の父は有名な玩具メーカーの社長でしたので
父に連れられ、様々な景色は見た事がありました。
でも…1度もこの足で立ったことがないのです。
これは死後の世界ではないのでしたら…。神様。
私を1度でいいので立たせてはくれませんか。
死んでしまう前に一度立ちたいのです。』
なんだか話がそれてしまった…。
このまま盛り上がってしまうと不自然なので
彼女を落ち着かせ、一言言った。
_お話は、お話の後で__。
じっくりしましょうね?
to be continued
次回、ゼロとピットが合流する、過去編に入ります(?)
14,真っ暗な世界で。→←12,タイトルなど知らん!(サブタイトル:俺の事を許してくれないか)
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あめだま(プロフ) - 見返してみれば矛盾だらけでした。修正したりしてますので矛盾してたら指摘下さい!( (2018年2月3日 9時) (レス) id: e80c6ffed5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まーりん | 作成日時:2017年11月20日 22時