純白な精神科医と汚れた俺達 ２

Final Session: 青峰大輝　「うつ病の彼」 ページ18

((ピンポーン


俺のアパートの呼び鈴が鳴る。


珍しいな、てか何時だ？


AM7：00．


…早過ぎ!誰だ!


((ピンポンピンポンピンポーン



青 「だぁ〜！煩い！近所迷惑だ!」


ドアを勢いよく開けると


「オワッ」って言う声がした。


見たら


青 「鉄線？！」


またしもジャージのあの変人先生。



貴 「おはよう！さ、準備はいいかい？」


青 「準備？何の」


貴 「ちょっと昨晩電話したじゃない！明日朝早く来るから用意はしておいてって」



青 「朝7時って聞いてねー！」


貴 「テペペロ☆」



何時からそんなキャラになった。


貴 「それにここからの方が近いしね」


はー。もう諦めた。思考が追いつかん。


青 「わーったよ。そこで待ってろ」


そういい、鉄線と同じジャージ服を着て、財布などを持ち表に出た。



そこから俺達は徒歩で何処かに行く。


鉄線は何かずっと話してたが俺はまだ眠たくて起きてねーし、頭が。



貴 「さ、着いたわよ!」



青 「おぃ、ここって、


秀徳の体育館じゃねーか！」


貴 「そうよ？」


まさかアイツ、これを予約してたのか？


唖然と立ち尽くすしかできなかった。



そう思ってたら鉄線はボールを持ち、


貴 「さ、始めましょうか…



バスケ」



とカッコイイ面して言ってきた。

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