小さな名探偵には名助手がいるらしい【名探偵コナン】

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「Ladies and Gentleman！！
今宵も世紀のマジックショーをとくとお楽しみ下さい！」

予告時刻になった瞬間
会場中の照明が消えて真っ暗になり
どこからかキッドの声が聞こえたかと思いきや
煙幕で周りが見えなくなった

「さぁお迎えに参りましたよお嬢様♡
今宵は私の空の旅にお付き合い下さい♪」

身体がフワッと中に浮く

『喜んでお供しますわキッド様♡』

片手に宝石を持つ彼の首に手を回し身体を預ける

「それでは皆さん！月夜にまたお会いしましょう！」

「宝石と共に民間人まで攫って行くとは！待てキッドーーーーー！！！！！」

キッドは警察の人の声を後に空へと飛び立った

こうして何故か探偵達の活躍は一切無く
またもやキッドの逃走を許してしまった
しかも今回は何故か民間人まで巻き込まれ
攫われてしまったかのように見えただろう

「【攫って欲しい】とかよく言うぜ」

『【攫って欲しい】とは言ってないけどね〜
でも天下のキッド様に奪えないものは無いんでしょ？』

「まぁな！…それにしても思ったより呆気なかったな…」

『だって知ってるからね』

「はあ！どういうことだよ！？」

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蝶ネクタイ型変声機

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怪盗キッド『貴方をさらいに来ました』

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