79話 ページ38
Aside
inメインストリート
とある放課後。
いつものようにダラダラと校内を散歩してたら、体育館にいるフロイドと目が合った。
『何してんの？』
怖い顔をしたフロイドが、体育館から顔を出す。
ﾌﾛ「オレバスケ部入ったんだけどさぁ、掃除ばっかでつまんねー。」
話を聞くと、面白そうと勢いで入ったのに、
練習すらさせて貰えず掃除ばっかりだとか。
『それはバスケ部が悪いね。』
ﾌﾛ「試合やりたくて入ったのにさー。」
だからサボるー。
と言って俺に着いてくるフロイド。
『俺散歩してるだけだよ。』
ﾌﾛ「それもつまんねぇ。オレとパルクールしよ。」
と言って走り出したフロイド。
俺と少し距離があいたところで、
こちらに両手を振る。
『ははーん、やってやろうじゃん。』
俺も後を追うように走り出す。
フロイドが壁や屋根を乗り越えながら、俺との距離をあける。
ほんとに人魚かよ。
少し追いついたところで、
フロイドが急に足を滑らせた。
ﾌﾛ「あ、やべ。」
フロイドの落下地点であろう場所に、
膨らんだガムをユニーク魔法で設置する。
俺も下まで降りてフロイドの様子を見に行く。
ﾌﾛ「足の使い方わかんなくなった。」
ああ良かった、ちゃんと人魚だ。
『いい？右足、左足、右手、左手。これを交互に前に出す。』
ﾌﾛ「それ四足歩行じゃん。」
『たまには四足歩行で歩いてみなよ。』
フロイドが歩けなくなったので、
歩き方を懇切丁寧に教える。
ﾌﾛ「あっはは、この歩き方面白いねー。」
全然進まないけど。と四足歩行で歩くフロイド。
全然進まないとか言ってるけど、めっちゃ速い。
ゴキブリみたい。
「…何してるんだ？」
フロイドと四足歩行をしていると、後ろから話しかけてきたのは、確か同じ学年の人。
スカ、なんだっけ。スカレビオーレ寮みたいな。
違うな。多分ポムフィオーレ混ざったな。
まあ多分そこの人。
ﾌﾛ「ウミヘビくんじゃーん。部活はー？」
「顧問にお前を探して来いと言われたんだ。ほら、帰るぞ。」
ﾌﾛ「えーやだ。つまんねー。」
「お前な……。」
はぁ、と溜息を吐くと、こちらに顔を向ける。
ｼﾞｬﾐ「…俺はジャミル・バイパーだ。君のことは知ってる。」
ｼﾞｬﾐ「すまないが、フロイドを説得してくれないか？このままでは、俺も部活に出れない。」
『フロイド、部活に戻ろう。』
ﾌﾛ「やだ。」
『ごめん、無理だった。』
ｼﾞｬﾐ「早いな。」
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珠梨(プロフ) - リドル氏、いえローゼ氏は断固貧乳派の民であります（キリッ） (3月3日 22時) (
レス) @page9 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
雷蔵 - トマトさんまじ好きww (2月26日 1時) (レス) @page50 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 名前のセンスに爆笑しました ドント・タッチミーってꉂꉂ(´ơ ∀ ơ｀)w𐤔 これからも頑張ってください！ (9月6日 0時) (レス) @page2 id: 79d21be87d (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン - とてつもなく面白いです！…マミー・ブッチ参戦…？←？？？ (2023年4月2日 3時) (レス) @page30 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
アユム(プロフ) - 推しがレオナなのでもっとレオナとの絡みが見たいです！ (2022年8月23日 21時) (レス) id: 3f13a9633c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトマヨトマメトマト | 作成日時：2022年8月10日 22時
