66話 ページ25
Aside
太陽が沈み始め、薄暗くなってきた頃。
売店はどんどんと店を閉め始め、
学校外からの来客も少なくなっていく。
ｱｽﾞ「さてと、そろそろ僕たちもお暇しましょうか。何せ、次の期末テストで忙しいので。」
ｼﾞｪｲﾄﾞ「今日は楽しかったです。また遊びましょうね。」
ﾌﾛ「ばいばーい。」
オクタヴィネル寮の鏡へと姿を消した三人に手を振る。
さてと、俺も植物園に寄ってから帰ろうかな。
実はこの前学園内に蛇がいたので、
捕まえて植物園に放ったのだ。
名前はジーニアスJr.。
俺の子分ってことでそう名付けた。
鏡舎から植物園へ向かっている時、
小さな人影を見つけた。
よく見ると、獣人の子供みたいだ。
迷子か？
遠目から子供を見ていたのだが、子供は俺に気付き、
とてて、と短い足でこちらに走ってきた。
「ねぇおにーたん！！おじたん知らない？」
おじたん？
なんだそれ、おじタン？塩タンみたいな？
『焼肉に行きたいってこと？』
「焼肉？違うよ、僕が言ってるのはレオナおじたんだよ！」
子供の口から聞いた言葉に耳を疑った。
レオナおじタン？？おじタァン？？？？
俺の両頬が綺麗に上がっていくのがわかる。
『おじタンね、おじタン。きっとサバナクローにいると思うよ。連れて行ってあげようか？』
ジーニアスJr.はまた後にしよう。
「え！いいの？やったーー！ありがとうおにーたん！」
何故か片手を差し出されたので握手をしたら、
そのまま移動する子供。
もちろん俺はそれに引っ張られる。
ああ何、手を繋いで歩きたかったの？
それにしても握手で歩くのは珍しいタイプだね。
ﾁｪｶ「ねえねえ！おにーたん名前なんて言うの？あ、僕はね、チェカっていうんだ！」
『おにーたんはAっていうんだ。』
ﾁｪｶ「Aおにーたん！Aおにーたんはおじたんと仲良いの？」
『うんうん。指相撲するくらい仲良いよ。お昼もよく一緒に食べるし。おじタンと。』
ムフフ、レオナおじタン...。おじタン...。
やばい、俺の中でおじタンが好きな言葉ランキング上位に組み込んだ。
ちなみに、一位はル・シャソゥ・ドゥアムール。
意味は知らない。
ルークサンが使ってて、
頭良さそうだから俺もたまに口にする。
今日はル・シャソゥ・ドゥアムールだね。みたいな感じ。
チェカクンと話しているうちに、鏡舎に辿り着いた。
『この鏡に入ると、おじタンがいる所に繋がるよ。』
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珠梨(プロフ) - リドル氏、いえローゼ氏は断固貧乳派の民であります（キリッ） (3月3日 22時) (
レス) @page9 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
雷蔵 - トマトさんまじ好きww (2月26日 1時) (レス) @page50 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 名前のセンスに爆笑しました ドント・タッチミーってꉂꉂ(´ơ ∀ ơ｀)w𐤔 これからも頑張ってください！ (9月6日 0時) (レス) @page2 id: 79d21be87d (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン - とてつもなく面白いです！…マミー・ブッチ参戦…？←？？？ (2023年4月2日 3時) (レス) @page30 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
アユム(プロフ) - 推しがレオナなのでもっとレオナとの絡みが見たいです！ (2022年8月23日 21時) (レス) id: 3f13a9633c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトマヨトマメトマト | 作成日時：2022年8月10日 22時
