53話 ページ12
Noside
in大食堂
大食堂でAと対面に座り、
彼のユニーク魔法の詳細を聞くクロウリー。
ｸﾛ「少量のブロットで魔力をガムに変換でき、伸びたり縮んだり自由自在...しかも粘着質まで操作できるとは、何ともまあ……。」
バカと天才は紙一重とは言うが、彼がそれに当てはまるのだろう、とクロウリーは感心した。
『そう、名付けて、』
椅子の上に立って、両手を広げるA。
キマった。
キメ顔のAを無視して、
クロウリーは気になることを質問する。
ｸﾛ「そのガムって、どこまで伸びるんですか?」
『俺の魔力に伴って、どこまでも伸びるよ。』
ほら、と手からガムを召喚し、
ヨーヨーの容量で大食堂の壁にくっつける。
『昨日さ、アズールクンにあげるスライム作ってたら、ふと思い浮かんだんだよねー。』
『ガムをユニーク魔法にしたら、カッコイイんじゃないかって。』
ｸﾛ「ガムとスライムあまり関係ないでしょう。」
なぜ人にあげるスライムを彼が作っているかは知らないが、
発想自体は中々良いですね、とクロウリーはAを賞賛する。
自分の生徒が素晴らしいユニーク魔法を完成させたのだから、褒め称えるのが教師の役目だろう。
別にユニーク魔法が便利なので雑用を任せようとか考えていませんから。ええ決して。
『でも、ガムを操る魔法か、人のズボンを下げる魔法かで迷ったんだよねェ。』
ガムで切実に良かったと、クロウリーは胸を撫で下ろす。
人のズボンを下げる魔法など、
どこに需要があるのだろうか。
もしそっちを選択していたら、
今頃沢山の生徒が醜態を晒していただろう。
ｸﾛ「それにしても、もうそのユニーク魔法で学園全体をガムまみれにするのは辞めてくださいね。」
『善処します。』
in教室
ﾘﾄﾞﾙ「A！やはりあれはキミの仕業だったんだね？何故そんなに懲りないんだい！もう少し周りのことも考えて、」
リドルの長い説教が始まったが、
Aは待ってましたと言わんばかりに、魔法を唱える。
『
途端に、リドルの口がガムで塞がれた。
ﾘﾄﾞﾙ「ん！！！？？ん"ーーー！！！んぐぐ……！！」
リドルはガムを手で外そうとするが、
その手もガムに囚われてしまった。
ﾌﾛ「アッハハ、それ最高じゃん。」
フロイドとハイタッチを交わした。
大成功。
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珠梨(プロフ) - リドル氏、いえローゼ氏は断固貧乳派の民であります（キリッ） (3月3日 22時) (
レス) @page9 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
雷蔵 - トマトさんまじ好きww (2月26日 1時) (レス) @page50 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 名前のセンスに爆笑しました ドント・タッチミーってꉂꉂ(´ơ ∀ ơ｀)w𐤔 これからも頑張ってください！ (9月6日 0時) (レス) @page2 id: 79d21be87d (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン - とてつもなく面白いです！…マミー・ブッチ参戦…？←？？？ (2023年4月2日 3時) (レス) @page30 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
アユム(プロフ) - 推しがレオナなのでもっとレオナとの絡みが見たいです！ (2022年8月23日 21時) (レス) id: 3f13a9633c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトマヨトマメトマト | 作成日時：2022年8月10日 22時
