【男主】ぽまえらなんで全員‪α‬なの？【東iリiベ】

30度目のアーッ♂危機 ページ30

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　俺はボロボロと泣き出して、アホ共は一同慌てて俺に弁明を…なんてことにはならず、殺気剥き出しで部屋に足を踏み入れた。マイキーと場地はそのまま簀巻きにされている。



『ブッ殺す』



　タケミッチ以外全員一発ずつ本気で殴った。絶対許さない。お巡りさん人のえっちな声盗聴したのコイツらです。お忘れかと思うが、俺は一応陸番隊隊長だ。他の隊長格を一発KOは出来なくても膝を付かせるぐらいは出来る。Ωで今までここまでしてきたことなかったんだろう俺にコイツらは油断していたらしい。
　一同殴られた所を抑えながら、絶望したような顔で俺と顔を合わせようとしない。



「鬼ちゃ…」

『マイキー俺トーマンやめる、そもそもこんな体なのにまともに続けられる気しねーし』

「鬼ちゃん日和ってる？」

『え？空気読める？…はぁ、マジで飯食ったらさっさと帰れよお前ら』

「駄目ですよオーガくんッッ！！！！！」

『おうなんだタケミッチおはよう』



　突然タケミッチが飛び起きて、俺のベッドに立って抗議の言葉を叫んだ。あっおはようございます、と返してから、ずんずんと俺の前に進み出た。



「絶対辞めたら駄目です！！」

『なんで』

「それは…えっと…言えないんですケド…」

『は？』



　意味わかんねえ、と返せば、ですよね、すみません、と言葉を返される。なんか俺が責めてるみたいで罪悪感あるな。



「もしかしたら、…そのオーガくんこのまま番が出来なくてゲイビ男優になっていつか赤ちゃん出来ちゃって…嫉妬に狂ったマイキーくんに父親と子ども諸共皆殺しにされるかもしれないじゃないですか…！！！」

『うん？突然壮大だな。てか名指しなのウケる』

「おいタケミッチ。鬼ちゃんのこと俺以外に孕ませる奴いるワケねぇだろ」

「あっそうですね、すみませんマイキーくん」

『いやそうですねじゃない』

「おいオーガ、そろそろ俺ら解放しろよ」



　会話が一切途切れない事に痺れを切らした場地が簀巻きにされたまま俺の前に転がってきた。つまり、特に危ないマイキーと場地は床に転がっている。あ〜なんて無様なんだろうな〜これが総長と一番隊隊長だぞ〜ニヤけるわ。



『ざっまぁ〜〜♡♡やだよ♡自力でどうにかしろよ♡♡出来たら東卍辞めないし全部許してやるから♡♡』

「「へぇ」」

『あ、ごめんちょっと待ってフラグだったかもしれないから前言撤回で』




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《格言》タケミッチはタイムリーパー…？

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