玖 ページ10
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え、冨岡さん何してるの。
体が人で頭が猪の謎の生物を木に吊るしている。
つんつんとその生物を突くと
バタバタするがすぐに大人しくなった。
謎だ。いろいろと。
「あ。」
気がついたら冨岡さんの背中が小さく見えるほど遠くへ進んでいた。
パタパタと追いかける。
追いついた時に感じた違和感。
「何でしょう。この感じ。」
変な空気が周辺を取り囲んでいる。
「十二鬼月だ。」
ぼそっと呟くと走り出す。
あ。置いてかれた。
パキッ
振り返ると、
わぁ、鬼だぁ。
顔が真っ白で赤い丸がついてる女の子。の鬼。
すぐに木の上へ上がり隠れるがおそらく血の匂いでバレている。
少女の鬼が上を向いた瞬間に頸に藤の毒を打つ。
しのぶさんに無理やり渡されていつも数本は持ち歩いている。
変なところに刺さったからこの毒もただの時間稼ぎにしかならないけれども。
背を向けて逃げようと足に力を入れた時、
「あら、こんにちは。」
あら。しのぶさん。
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あずき。(プロフ) - つばきさん» ありがとうございます!! (2019年11月8日 19時) (レス) id: 649f8509af (このIDを非表示/違反報告)
つばき - 面白い! (2019年11月7日 7時) (レス) id: 7c96c23d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あずき。 | 作成日時:2019年11月4日 19時