廿参 ページ24
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乗客がぶにょぶにょしたものに襲われ始めた。
これはやばい。
こんな気持ち悪い奴に襲われたらたまったもんじゃないわ。
「炭治郎くんは鬼の元へ行きました!」
「誰か援助へ向かって残りは乗客を!!」
状況を伝えると煉獄さんが細かい指示を出してくれる。
私は煉獄さんの後ろについて乗客に声掛けをした。
「うっわぁ」
ぶよぶよは足元にまとわりついてくる。
ダメもとで藤の香りのする粉をかけるとまとわりついていた力が弱くなった。
これだ!!!!
私が持ち歩いている藤の粉が入っている袋を破る。
できるだけ全員にかけてまわる。
煉獄さんのおかげでここら辺の車両はどうにかなりそうだ。
その時。
ぐらぁっと車両が傾く感覚。
まずい!倒れる!
大きな被害がでないように全ての窓を全速力で走って開ける。
ドォォォン
ひっくり返ったが、誰一人命を落とさなかったようだ。
ふ、と鬼の気配が消えた。と思った。
ぶわぁっと鳥肌が立つような気配を感じる。
何これ。
気持ちが悪い感覚。
とりあえず、乗客を全て安全なところへ避難させる。
嫌な予感がする。
すぐさま煉獄さんの元へ向かうと、
信じられない光景が私の目の前に広がった。
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あずき。(プロフ) - つばきさん» ありがとうございます!! (2019年11月8日 19時) (レス) id: 649f8509af (このIDを非表示/違反報告)
つばき - 面白い! (2019年11月7日 7時) (レス) id: 7c96c23d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あずき。 | 作成日時:2019年11月4日 19時