拾陸 ページ17
足元に落ちていた鬼の頸が完全に消える直前、
「僕、、も、お人形で、遊びた、い、、」
少年の声が耳元で聞こえた。
「え?」
「うむ、どうした!!!!」
、、、あ!!!
「この子達!息が浅くて!!!」
女の子達に目を向けると
「あれ?」
ちゃんと息をしていた。
鬼が消えたからだろうか。
あと、さっきのはなんだったんだろう。
ひどく悲しい声だった。
煉獄さんには一旦下ろしてもらって女の子達を人目につくところへ運んでもらった。
一気に3人担ぐとか化け物かい?
早く、家族の元に帰れるといいな。
背中がじんじんするけれど今日は一日大変で疲れたから眠くなってきた。
近くの木に傷口を庇いながら寄り掛かり、
ゆっくりと目を閉じた。
「Aは絶対守る!!!命を落とさせない!!」
煉獄さんの言葉、嬉しかったなぁ。
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あずき。(プロフ) - つばきさん» ありがとうございます!! (2019年11月8日 19時) (レス) id: 649f8509af (このIDを非表示/違反報告)
つばき - 面白い! (2019年11月7日 7時) (レス) id: 7c96c23d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あずき。 | 作成日時:2019年11月4日 19時