逆刃刀の女2【銀魂】

番外編！お正月！作「私は炬燵と結婚する。」貴「ふっ。残念だったな炬燵は私の嫁。沖「炬燵は俺のもんでサァ。つーことで凍死して死ね土方。」土「俺の足をけって外に出そうとするなァアァア！！」 ページ42

沖「A、山崎から離れなせぃ。あんぱん菌が移りまサァ。」


山「沖田隊長？？あんぱん菌ってなんなんですか？？そしておれを殺そうとバズーカーを構えてるのは幻覚ですよね。」



貴「あははっ。おきた〜！！」


近づいてきた沖田にAがタックルするかのように抱きついた。


沖「ッ………！！な…」


貴「沖田はさ、ドSだけど、私が困ってるときにいつも助けに来てくれるからさ、

カッコいいなって思ってるよ。ありがとう私の王子様♪」



沖「〜〜〜ッ！！」


最後の言葉を吐息混じりに耳に囁かれたら、いくら沖田でも耐えきれなかった。

耳が真っ赤になっている。

そんな沖田の表情をみて、さらに機嫌が良くなったAはさらに暴走する。



貴「副長はいつも頑張ってますよね。厳しい人だけど根は優しくて仲間思いです。

そんな貴方が大好きですよ、十四郎さん！………チュッ」


Aが近くにいる土方の唇に自分の手を重ね、その上にキスを落とした。

土「………！？！！な、なッ(赤面)」

鬼の副長ともあろう人が口をあんぐりとあけて顔を赤くしている。


隊「ヤバイ、姐さんが色魔になった…」


隊「つ、次俺のとこ来てくれないかな〜！ヒェすいません沖田隊長嘘ですゥウウウ！！」


隊士達の騒ぎが大きくなるなか、一人の男が目を覚ました。


近「Aちゃぁあああん！！！俺にもAちゃんの愛をくれェエエェエエ！！」

全裸で突撃しようとしてくる近藤。

貴「あ？全裸やめてから出直して来いや、キモいんだよゴリラ(真顔)」


沖「あのバカはいっぺん殺すべきでサァ。」

土「珍しく意見が合うじゃねーか。」


近「え？なんでトシと総悟はバズーカ構えてるの？？なんでAちゃんは牙突みたいな構えをとってるの？？？ギィヤアアア！！！」


近藤をボコボコにしだす沖田達に、隊士達がやっちまえー！！などと囃し立てる。

その姿を見て、不意にAが笑い出した。


貴「ふふっ。あはっあはははっ！！！
あーーやっぱり私、

不器用でぶっきらぼうで、でも優しくておもしろい、


貴方達が、新選組のみんなが大好き！！」


そう満面の笑みで言うAを見て、全員悶えた。

全(っ………あーもうこの人は！！かわいい！姐さん大好き！！)


ーーパターン！！！

急に仰向けにAが倒れた。

そしてカッと目を見開く。

貴「わ〜さ〜び〜をくええええ！！！」

山「ぎゃああわさび王がでたぁあああ逃げろおおおお！！」

貴「かかって来いヤァああ！！」

どんちゃん騒ぎは夜が明けるまで続いた。

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