逆刃刀の女2【銀魂】

過去回想編4 銀「ここで重大なお知らせがあります。……夢主はホントは男だああ！！！………とか…さ、言ってみたりなんかして…イヤほら、インパクトがあって目立つじゃん？」貴(めっちゃ爽やかな笑顔で)「死ね。」銀「ぎぃああごめんあああ！！！」 ページ18

貴方side
喉に熱いものがこみあげる。

貴「っ………！！……睦月A…です。」


松「A。…松下村塾へようこそ。」

松陽先生は本当に嬉しそうに笑った。

その後村に戻って皆のお墓を作った。

母や父、村の人をみると涙が止まらなかったけど、二人が側にいてくれたから頑張れた。

私の手を二人が握って歩き出す。

母上、父上、貴方達を失った悲しみはしばらくは消えないけれど、この人達と一緒に前へ進み続いていきたいと思います。


見守っていてください。


こうして私は吉田松陽の弟子となった。


そしてあの日。私は二人の悪ガキと出会うのだ。


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番外編。 銀時の初恋。


銀時side


俺はある日風邪をひいた。

確か稽古をしていて、Aが俺の姿をみて、

貴「ギャー！！？銀時君が死んだああ松陽先生ェエエ！！！」

とか叫んでいたところまでは覚えている。


目を開けると濡れたタオルを絞っているAの姿があった。

貴「あっ！銀時君起きた？びっくりしたんだよ急に倒れたから。」

そう言ってタオルを取り替えながら、俺の額と自分の額をくっつけた。


銀「なっ………！！」

急に距離が近くなって顔が熱くなる。

貴「うん！熱はさっきより下がったね！待ってて、今お粥作るから……」

銀「もういいからそのままあっちいけよ……風邪うつるぞ……」

貴「大丈夫大丈夫！！」

銀「なんでそんなに俺の世話したがるんだ…。」

そう疑問に思って聞くとAは何故か嬉しそうに微笑んだ。

貴「私と銀時君は家族なんだから、当たり前のことをしてるだけだよ！
…それにね、私、ホッとしてるんだ。」

Aの綺麗な瞳と目が合う。


貴「銀時君、いつも一人で背負いこんじゃうから、
私の知らない所で苦しんでるんじゃないかなって。
だから今回、銀時君に頼られたみたいでうれしいんだ！
銀時君の弱いところももっとたくさん見せてほしい。

一緒に悩んだり苦しんだりして歩いていきたいから。」



あぁ………もう。

なんでお前はこんなにも俺の心をかき乱すんだ。


涙が滲んでいる目を見られたくなくて、布団をぐぃっとあげる。

銀「……お粥、甘い梅干し入れてくれ。それと……[君]……なんてつけなくていい…銀時で…………いい。」

するとAは目を一瞬見開いてから本当に本当に嬉しいそうに、

貴「わかった！！これからもよろしくね！


………銀時！！」

笑った。

今思えば、俺はあの時Aに、Aの眩しい笑顔に、



………………惚れたんだ。

過去回想編5 幼貴「あ、そうだ銀時！」幼銀「なんだよ？」幼貴「……(額に)チュッ！」幼銀「なっ……！！なにすっ(赤面)」幼貴「昔、父上と母上が教えてくれた、早く元気になるおまじないだよ！！銀時に元気になってほしいの！！」銀(あーもーこいつはっ…！！」→←過去回想編3 貴「お気に入り100人突破しました！！本当にありがとうございます！！」作「はい、びっくりはん！！(((殴」銀「ひょっ○りはんパクるんじゃねぇえ！！あとなんか腹立つ。」作「だから私の扱いひどくない？？」

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