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涼介「えっ？あの2人が……！？」
裕翔と圭人を追っている最中、2人が精霊術師になる素質を持っていると聞いた。
ケイ「そっ。あの2人は魔物に関わっている。にも拘らず、2人は正気でいられる。普通だったら闇に飲まれているよね」
涼介「そっか。えっ？って事はあの2人、もしかして俺と親戚だったりする？」
ケイ「どこかで繋がっているだろうね」
涼介「………心配だな」
ケイ「何が心配なの？魔物に襲われてケガをしないか？それとも………」
精霊術師になって戦いに巻き込まれないか。
涼介とケイが建物に足を踏み入れた瞬間、熱風が2人を襲った。
ケイ「あのバカ！何やってるんだよ」
熱風が過ぎ去ると涼介が開放を行う。
異空間になったその場所には数十体の魔物と人間サイズのダイキ、そして、庇われるようにダイキの後ろにいる裕翔と圭人がいた。
ケイ「わぁお。沢山いるねぇ」
涼介「2人とも大丈夫？ケガしてない？」
圭人「………」
裕翔「ど…どうなってるの？君達は一体…。あれは何なんだ。ここは何処なんだ」
圭人は言葉を失い、裕翔は狼狽えている。
ケイ(大分、パニックてんな。まあ、仕方ないか)
涼介「説明は後でするから、俺から離れるなよ」
恐怖でいっぱいになりながらも、2人は頷いた。
ケイ「おーい。バカダイキ〜！さっさと焼き払っちゃえよ〜！」
ダイキ「そんな事、さっきからやってる！減らねぇんだよ！どんどん増える！」
ダイキの炎が魔物を包み込み、炎に巻かれた魔物は悲鳴を上げながら消えていく
そして、涼介とケイは次の瞬間目にする。
残された魔物達が2体に分裂するところを。
涼介「何あれ！分身！？」
ケイ「そんなわけないでしょ。どう見たって分裂」
涼介「ダイちゃん。全部、まとめて消せないの？」
ダイキ「そうしたいのはやまやまだけどさ」
涼介の疑問に答えながらも、ダイキは近付いてくる魔物を炎で攻撃する。
ケイ「それは無理だよ」
涼介「何で？ダイちゃんなら可能じゃない？」
ケイ「今の炎でも熱風がこれだけ凄いのにこれ以上の炎を出したら、その熱風で俺達火傷するだろ。特にここは室内だしさ」
必死で戦っているダイキの代わりにケイが答える。
涼介「あっそうか」
納得する涼介がふと裕翔と圭人に目をやると、先程より恐怖が落ち着いてきたのかダイキの戦いをじっと見つめている。
『2人には精霊術師になる素質がある』
思い出されるケイの言葉。
涼介(確かにその通りだ)
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hina(プロフ) - 霙（みぞれ）さん» そう言って頂けると凄く嬉しいです。有難うございます。 (2020年1月30日 21時) (
レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
霙（みぞれ）(プロフ) - 本当に好きすぎます…！！これからも楽しみにしてますね！ (2020年1月29日 15時) (レス) id: 85d5651a75 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - NMダイキング担さん» おめでとうございます。こちらこそいつも読んで頂いて有難うございます。 (2020年1月5日 21時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いいたしますm(__)mお大事にしてください (2020年1月5日 11時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - JUMPLOVEさん» おめでとうございます。こちらの方がお願いします。いつも、有難うございます。 (2020年1月2日 21時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hina | 作成日時：2019年12月7日 21時
