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撮影中の記憶は あまりない。
まるで自分の意思がないあやつり人形みたいに
中身が空っぽな感覚のまま
ひたすらに口と身体を動かして
なんとか無事終えられたらしい。
向「今日も絶好調やったね〜」
楽屋までの道のりをみんなと歩いていると、
バシッと康二に腕をはたかれる。
佐「いッ !?」
昨日、少し深く切ってしまったそこを掠って
思わず鈍い声が出る
向「え!?ごめん、そんな強かった!?」
焦るって謝る康二に
佐「いやむしろ俺もごめんな!
ちょっとびっくりしただけ!!」
“ 俺、康二のあのボケめちゃくちゃ好きだった〜 ”
話を逸らすためでもあるけど、
本当に思っていたことを伝えると、
康二は嬉しそうに、満足気に頷いた。
ほっとしながら康二と雑談を続ける。
またあの全てを見透かされてしまいそうな瞳で
こちらを睨んでいる照には
気付いていないふりをした。
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作者名:昴 | 作成日時:2021年2月23日 21時