hunter×53* ページ3
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「ねぇ兄さん?」
歩き続けて何十分とたった
ヒソカ「んぅ…?★」
「どこへ行くの?」
ふたりは森の奥へ奥へと歩み続ける
ヒソカ「……知りたいの?◇」
「知りたい!兄さんがいつもなにをしているのか、知りたい!」
ヒソカ「そうか…安心してA☆
Aも今ボクとやっている事をやることになるから◆」
「兄さんと同じことをやっていいの!?」
ヒソカ「もちろん★ボクがたくさん教えてあげるさ◇」
「(っ…嬉しい…)」
Aの期待は膨らんでいくばかりだった
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そしてようやく
ヒソカ「今日はここだ☆」
ヒソカが足を止めるとともに、Aもつられて止めた
「…なにこれ」
Aが目にしたものは
森の奥にひっそりと建つ古びた小さな小屋だった
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ヒソカ「わるぅい奴らが潜む隠れ家★」
「悪い…奴?」
ヒソカ「そ◇ボクがいつもしているのはそいつらを退治すること◆」
たい…じ…?
ヒソカ「Aは今日はやらなくていいよ☆
けどボクの仕事は見ててね?慣れてもらわなきゃ◆」
兄さんの顔つきが変わった。
こ…わ……い……怖い…っ…。
Aは心臓を抑える
異常なほどはやく脈打つ心臓をさわり
小屋へと入る兄の背中をただ見つめるのだった
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振り返り
ヒソカ「Aもついてこなきゃダメじゃないか◇」
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作者名:かものはし x他1人 | 作成日時:2013年3月24日 9時