恐怖の長期合宿"２"

NO.14+作者から ページ18

古森「この季節なのにジャージ着て暑くないの？」

『日焼けしないためです､』

まだ腕に多少傷が残っていた

あの人たちに切り刻まれた傷が─────

(嫌なこと思い出しちゃった)

私は腕を握った

佐久早「痛むの？そこ」

『いえ！全くですよ』

誤解を招いてしまって申し訳なくなった

佐久早「……Aちゃんはさ、何で別れたの？」

『え？』

思わず佐久早さんの顔を見た

『なんで知ってる…の……？』

小さく呟いた

古森「当たり前じゃん！」

佐久早「Aちゃんのことなら"なんでも"知ってるよ」

佐久早／古森「「愛してるから」」

2人は私の顔を見て微笑んだ

いや、なにか裏がありそうな顔だった

その笑顔の後ろに何が隠されているのかは分からなかった

佐久早「それで、なんでなの？」

佐久早さんは知ってるはずなのに、

(なのに、どうして？)

私は口を開いて話そうとした

あの人のことあの人の思い出

あの人のことが大好きだったこと

幸せな時間を過ごしたこと

思い出したくも無かったが

少しならと思い口を開こうとした

─────だがそれは直ぐに阻止された

赤葦「着きましたよ」

私はバスを降りた

目の前はスーパーだった

(逃げれる)

誰かに言える

そうすれば勝てる

そんなことが頭によぎった

「A」

脳に静かな声が響いた



















『研磨くん…』

孤爪「一緒に回ろっか」

にこりと猫は笑った







┈┈┈┈┈作者から┈┈┈┈┈

お久しぶりです。生きてます‪🙋‍♂️‬

X(旧Twitter)がタグ廃止するかと問題になってますよね…。

もしそうなった場合こちらの更新バカ上がりです

Twitterの方でも投稿してるのですが、やはり偏りすぎててFFさんに申し訳ないです…。

応援コメントしっかり読んでます👍✨それで元気もらって書いてます(՞ ᴗ ̫ ᴗ՞)”

皆様のおかげです。いつもありがとうございます😢😢

これからも応援よろしくお願いいたします🙇‍♀️

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