恋の魔法には期限がある

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次のチャイムで教室に戻れば
私の机が無くなっていた













佳「来なさいっ」












おさげの形髪を掴まれて整備中のトイレに投げられる














佳「あんた自分の立場わかってる？」








「はい、、」








佳「キモイんだけど。王子達に近寄らないでくれるー？笑」







取り巻きの子達はケラケラ笑う














佳「そーだ。

来週の日曜日、藤井様宅でパーティがあるのよ




あんたも来なさい」












え、？？








来るなって言われると思ってたのに。













佳「あんたにいい事教えてあげる。





藤井様の婚約者を決めるパーティなの。」













え、婚約者、、








そらそうか、、藤井様はお金持ちで、、







婚約者だって早めに決めなきゃいけない














佳「ちなみにパーティの衣装はジャージよ？」








え、ジャージ？







まぁでもドレスって言われるよりかは助かる













ジャージならあるし。







佳「ジャージ姿の子達を見て、婚約者を決めるんだって。」









それすごいな。






誰の考案やろ。







でも、あの藤井様の家族なら確かにぶっ飛んでそう。









佳「絶対来なさいよ？笑




あんたの目の前で誰かが藤井様の女になるの素敵でしょ？？笑」









「っ、、」








それが目的か。







この人たちは私が藤井様のことが好きなこと知ってるんや。









だから、私にとって不利なパーティに誘うわけか。















佳「なに？藤井様が誰と結婚しようがあんたには関係ないでしょ？？





もしかして、好きなわけないわよね？笑」















「っ、、、」









佳「あんた、自分の身分をわきまえなさい」


















そう言ってトイレから出て行った4人
















悔しい

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