157話 ページ13
Aside
牛島「待て逃げるな」
『逃げるわ!!なんで!追いかけてくるんですか!!』
牛島「お前が逃げるからだろう」
『俺はアンタが追いかけてくるから逃げてんです!!』
まあ俺がこの服装で彼に勝てるハズもなく、校舎前で捕まえられた。
牛島「久しぶりだな」
『………お久しぶりです。…ロードワーク中だったのでは?』
牛島「そうだ」
『なら戻ってください。っていうかこの手離してください』
牛島「嫌だ」
『この駄々っ子め…!!』
何なのこの人
誰か俺を助けてください
そのとき、
??「あっれー、若利くんっ?どーしたノっ??」
赤い髪を逆立てたこれまたデカい人が校門の前に立ってこちらを見ていた。
ジャージ同じじゃんか絶対仲間じゃんか。
よし助けてもらおう!
『こんにっ……ン゛オ゛っ!』
牛島「天童、もう来たのか」
天童「だぁーって、若利くんが急に全力で走り出したから〜。何があるんだろーって!」
せっかく走り出そうとしたのに、捕まってたから腕がビンッてなって痛かっただけだった。
天童「原因この子?コンニチハ〜………って篠宮Aくんじゃん!!?」
牛島「知っているのか」
天童「知ってるも何もジョーシキじゃない!!?え!!?あ!!そっか烏野なんだっけ!?うわぁー!まっさかこんなとこで会うなんて!!」
テンドーと呼ばれるこの赤髪の人はワーワーと興奮したように叫び、俺を指した。
天童「最後にテレビ出たのいつ!?うっわーウザいくらいイケメンに育ったネ!!」
『ど、どうも…てか助けてくれま』
天童「にしても篠宮くんてば面白いカッコしてるんだね〜。なになに?執事?」
俺のSOSよりもこの服に興味津々
わかる。わかります。こんな格好してるんだから頭おかしいんじゃねぇの?って思う気持ちわかります。
そんなのどうでもいいから助けて。
『…文化祭の出し物、みたいな…』
天童「執事カフェ?メイドちゃんいる?」
『そっすね、います』
頷いた途端、天童さんはピョンと跳ね、両手を振り回した。
天童「行こう若利くん!かわいいメイドちゃんに癒してもらいに行こうヨ!!」
『いや戻りましょうよ、練習中でしょ!?』
牛島「そうだな、案内してくれ」
『おい主将!!!!』
逃げられないように両側から挟まれ、とうとう教室まで案内することになった。
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ニノ - マジ神ですね!一瞬ではまりました!リクエスト良いですか!? (2021年3月3日 23時) (レス) id: 2da73a2d31 (このIDを非表示/違反報告)
焔蘭 - 初めまして!!!!めっちゃ面白いですね!私にもそんな文才を分けて欲しいです笑頑張ってください! (2019年3月6日 11時) (レス) id: 11e9f49b77 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶クリーム - 皆様すみません!!ご迷惑お掛けしてます!!私の方も新しくURLを所得してまいりますので…!!!!本当にすみません┏○┓ (2018年1月13日 9時) (レス) id: 9fe09aed16 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - あ、いえいえ。そうなんですね。バグですか……。明日には直ってるといいですね。一刻も早く直ってほしい限りですね……! (2017年9月18日 20時) (レス) id: cc7912d21e (このIDを非表示/違反報告)
ぱや(プロフ) - 美桜さん» 只今作者も確認しましたが作品内のURLだけでなく、HPの方からも見れなくなっています(;_;) 何らかのバグかも知れません、ご指摘ありがとうございます。解決方法探してみます! (2017年9月18日 20時) (レス) id: ab4af77f12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱや | 作成日時:2017年8月20日 20時