【あんスタ】猫被り女は元暗殺者【暗殺教室】 (ページ8)

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にゃあ！ページ8

Aside

蓮巳｢梓菜｣

貴「おはようございます蓮巳先輩」

蓮巳｢ああ、少し話をいいか？｣

蓮巳先輩が放送を使わずに私を呼び出すのは
少し珍しい、と言うよりも意外だった。
なんだろう、急にかしこまって。

蓮巳｢…今、Aは！｣

_____

_____｢何をしてるんだい、敬人｣

蓮巳｢…英知｣

ニコニコと心無い笑顔を浮かべながら
蓮巳先輩を見つめる天祥院先輩

天祥院｢水臭いね、僕も混ぜはくれないの？｣

蓮巳｢その…、
ユニットの書類に誤字があったんだ。
そこの修正をだな…｣

悪巧みを考えているのは分かるけど
何をしようとしてるのか。

天祥院｢…ふーん。そ、…君が僕を裏切られる
訳がないもんね？

Aちゃん、お仕事頑張ってね｣

そして、なんでそんな私に
執着してるのかが気になる。

殺[__1－B、梓菜Aさん。職員室に来てください]

放送で殺せんせーが私を呼ぶことで
天祥院先輩がいる空間から逃げられると思うと
さすがの私でも安心してしまう。
何かあれば浅野くんに相談をすれば
何か解決にあたるアドバイスをくれるし
E組が私の仲間なんだから

弱気になってしまってはダメだ。
私にはこんなにも味方がいる。

天祥院｢残念、もっとお話したかったん
だけどもね。｣

貴「…手芸部がない日に紅茶部お邪魔しますね…」

天祥院｢えー、サボってでも逢いに来てくれないの
寂しくて僕死んじゃうよ？｣

皇帝ジョークは辞めろと天祥院先輩に
ツッコミを入れる蓮巳先輩に
一礼して職員室から向かう。

天祥院先輩の死んじゃうはブラックジョークより
タチ悪い気がするからやめてほしい…

_____

殺｢来ましたね梓菜さん。
お茶でもいかがですか？｣

貴「海外の？」

殺｢もう流石にマッハ20は出ませんからね！？
でも、取り寄せました｣

袋はベトナム語で書かれていて
殺せんせー曰くとてもコクが深く美味しいらしい。

たこの前の人間時は甘いものや大人の雑誌など
一切目にも触れなかったのに

なんて自分でたこと言っている始末。

殺｢そう言えば梓菜さんのクラスの花、綺麗に
咲いてますねぇ。｣

貴「お花を綺麗に咲かせて長持ちさせる
方法、中学の時無駄な情報まで覚えたのは
どこの誰のおかげですか」

殺｢…ふふ、私ですね｣

殺せんせーは嬉しそうに
目を細めて笑う。

綺麗な人だな