宮兄弟の妹、呪術師やってました。

26話 ページ29

〜数日後〜


宮兄弟『ただいまー！』



父『ただいま』





母『おかえりなさい。ご飯出来とるから手ぇ洗っといで』




宮兄弟『はぁ〜い』








父『Aはどうだ?』



母『ﾌﾙﾌﾙ』






父『ほーか……』











治『なぁ、Aは？』



母『Aは熱出したみたいやから部屋で休んどるよ』





侑『ホンマか？！なら俺Aの部屋行って風邪移させて来るわ！』



治『なら俺も！』




母『っ！駄目よ！！』




宮兄弟『ﾋﾞｸｯ』





母『ぁ…えっと…ほら、Aはきっとそんな事望んでないと思うし、


多分寝てるやろうから行ったら迷惑やと思うで』






父『せ、せや。心配せんくても直ぐ元気になるやろ』






宮兄弟『…』



治『確かに、俺等が行ってAに迷惑かけるのも嫌やしな』




侑『それに、俺等が風邪引いてもうたらAが元気になっても一緒にバレー出来んくなる！』






治『それだけは避けんとな』



両親『(ε-(´∀｀*)ﾎｯ)』








〜次の日〜


ｶﾞﾁｬ


ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀｯｯ



母『！おかえりなｓ))どういう事や！！…え？』





侑『今日学校で聞いたで！Aの事！』



母『！』






『ｯ！』


治『俺等が居ない間の事が学校中で広まってんねん！



昨日Aが部屋に居たのも、風邪やなくてホントは隠してたからやろ！！』




侑『なんで教えてくれんかったん？！』






母『あの子が…二人が知るまでは黙ってて欲しいって……』




宮兄弟『ｯ！！』



侑『何で、何でや…ｯ』






治『………Aの部屋に行って来る』



侑『俺も行くわ』





母『！』




『ｯ！』







治『A、ドア開けてぇや』



『…』




治『だんまり、か……』



侑『…何で……何で黙ってて欲しいって言ったんや』





『…心配、かけたくなかったんや……。



それに、怖かったんや。二人に、ｯ拒絶、されんのが………』





侑『する訳ないやろ！』




『！』




侑『俺等がAの事を拒絶？そんなん、絶っっっっっ対ありえへん！』





治『せやで！Aは俺等の大切な妹や！拒絶なんかせぇへん！



それに、”心配かけたくなかった”って…お前はアホか！





兄妹なんやから心配なんていっぱいかけたらええんや！』





侑『お前は、もっと俺等に迷惑かけてもえぇぐらいや！』



『ｯｯ』

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