おとなりさんその22 ページ24
＊志麻SIDE＊
さて、俺は今これ何を見せつけられているんやろか。
まふ君に発破をかけたのは紛れもなく自分や。
そして、お酒が入りすぎた成人男性が突拍子もない行動に出るのは自分の相方で確認済み。
……なんやけど。
「うぅ…頭痛い……」
「まふさん、大丈夫ですか…？」
「何とか…あ、でもちょっと横になりたい……」
「いいですよ、今お水ももらってきますね！」
「あ……」
「へ？」
俺とAに触発されたのか、それともただに酔い過ぎただけなのか。
横になったと思ったら、Aの袖をつかんで離さないまふ君。
…いや、奥手すぎるやろ。俺や…センラやったら……自重。
「おーい、まふ君？」
「ん…」
「あ、ダメやな。俺が水頼むからそのまま座れるか？」
「大丈夫ですよ。」
個室のドアを開け、店員に水をもらう。
座敷・個室だから俺らもこんなに自由にできるんやけど……これは？
「ほい、水もらってきたで……まふ君だいじょぶか？」
「な、なんとか…」
「まぁ、まだ帰るまで時間あるやろし、少し休みや。Aは…次なんか飲む？」
「そうですね…志麻さんはどれにします？」
「そうやなぁ…」
「2人ともまだ飲むの…？」
まふ君のびっくりしたような声がしたが、実際まだまだ余裕である。
それはAも同じみたいで、2人で追加の日本酒とつまみを頼んで、話を戻した。
「あんな、次はこの曲歌いたいんやけど…」
「え、これ歌うんですか？志麻さんだと高くないですか…？」
「高いけど、いけなくはないし…俺この曲好きやねん。」
「…それだったら、キー下げたの渡しますよ？」
「ホンマに！？」
「もちろんですよー」
そう言って笑ってくれるAは、確かにまふ君が惚れるのもわかる気がした。
そしてまふ君が何かオーラを飛ばしてる気がするんは…きっと俺だけやな。
「お、俺も歌うし…」
「楽しみにしてますね。」
「任せて…」
「…まふ君はとりあえず、酔い冷ますとこから始めよか。」
死にそうな声のまふ君に追加で頼んだ水を渡してもらう。
これは…帰り道2人にして大丈夫やろか。
送ってもいいけど、多分視線が痛いし…俺の家反対方向やしなぁ。
「ま、とりあえず追加きたから飲もうや。」
「そうですね。」
「2人ともそれ何杯目…？」
「「10…は超えてる。」」
俺も、いい酒飲み仲間ができたことやしな！
これからも2人を見守らせてもらうことにするで。
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紬-つむぎ-(プロフ) - 輪廻さん» ありがとうございます〜！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。 (2020年3月23日 12時) (
レス) id: 2363fe1fb7 (このIDを非表示/違反報告)
紬-つむぎ-(プロフ) - りれるさん» 初めまして、コメントありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです。これkらもよろしくお願いします<m(__)m> (2020年3月23日 12時) (レス) id: 2363fe1fb7 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - 長文失礼しました。 (2020年3月22日 17時) (レス) id: 963d2f8943 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - 鈍感なまふまふさんもしゅき………あ！コメ失礼します！応援してますね！まふくんかわゆい……尊い……有難うございます…こんな神の作品を作っていただいて……頑張って更新してくださいね！ (2020年3月22日 17時) (レス) id: 963d2f8943 (このIDを非表示/違反報告)
りれる(プロフ) - これからの展開が楽しみですね！応援してます！ (2020年3月20日 17時) (レス) id: 2ed8ca63dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紬-つむぎ- | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/-tsumugi-
作成日時：2020年3月15日 15時
