【おそ松さん】貴方が好きなのは私じゃなくて【十四松】 (ページ17)

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15話* ページ17

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『落ち着いた？後、私のお姉ちゃんがそんなこと言ってごめんね
会えないなんて、そんなことないから。お姉ちゃんにはちゃんと言っとくね』

十四「うん...ありがとう

じゃあね！」

十四松と分かれ家に帰る

私は今とてつもなく怒っている

そしてとても悲しい

悲しい理由は分からないけど

家に着くと私はお姉ちゃんの部屋に向かった

「A...？どうしたの？」

平然とした顔で言うお姉ちゃんに怒りがこみ上げてくる
怒りを抑えきれず、私はついどなってしまった
『どうしたの。じゃないでしょ！
なんで十四松にあんなこと言ったの！
ねぇ。なんで？』

お姉ちゃんは目をそらし俯きAには関係ないでしょ
冷たく、悲しそうな声でいった。

まるで別人のよう。

その言葉にさらに怒りがます

『関係ないよ！まったくもって関係ないよ！
だけど私はお姉ちゃんの妹で十四松は私の大切な“友達”なの！
だからどっちかが悲しんでるのなんて見たくないの！
私は十四松にもお姉ちゃんにも幸せになってもらいたいのっ
だからっ、だから...
あっ...』ポロポロ

目を触ると涙がポロポロと流れていた

頬を伝う涙はとても...とても冷たかった

「A...」

『あ、あぁ...ごめ、なさ(ギュッ
え...？』

お姉ちゃんに優しく抱きしめられる

「良いの。色々とごめんね」

『うん...もう、良いよ
私、部屋に戻るね』

私は立ち上がり部屋を出た

「A...」

私は十四松とお姉ちゃんの幸せを願っている

お姉ちゃんの事を嫌いとか言ってるけど

不幸になって欲しいほど嫌いなわけではない

私の言うお姉ちゃんに対しての嫌いは【嫉妬】から来る嫌い

まぁ、うらやましいんだよ

同じ双子なのに常にお姉ちゃんが一番褒められて、愛されて

そして十四松は私じゃなくてお姉ちゃんを選んだ

でも、これって結局自分でやってることなんだよね

私自身がお姉ちゃんを上にあげてきた

それなのに私はお姉ちゃんが十四松を泣かせたからってこんなに怒って

今だってお姉ちゃんに怒鳴っちゃって

何してんだか

ほんと【自業自得】だよね

今の私にぴったりの言葉