14話* ページ16
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夕方になると
お姉ちゃんが帰ってきた
お姉ちゃんは暗い表情をしていた
私は嫌な予感がし、お姉ちゃんに十四松と何を話したのか聞いた
どうか、嫌な予感が当たっていませんように...
鼓動が早まる
「大丈夫。何でもないから。気にしないで」
何でもないわけないでしょ?
ねぇ。十四松になんて言ったの?
お姉ちゃんにそう聞こうとした、
だが、その言葉は喉の奥に引っかかって出てこなかった
私は『そっ...』と、だけ言って外にでた
家の中にいてもなんだか気まずいし
外の空気でも吸って落ち着こうかなぁ〜と思いまして
私は川の見える橋の近くに行った
橋の近くに行くと見慣れた背中があった
十四松?
私は十四松に近づき方を優しくポンとたたく
くるりと後ろを向く十四松
十四「あ...Aちゃん...」
『こんなところで合うなんて奇遇だね。
元気ないけど、どうしたの?』
十四松がお姉ちゃんと会ったことは言わないでおこう
十四「や、あの、その...」
『大丈夫だから。私に話して?その方が少しは楽になれるよ。ね?』
十四松は私に今日会ったことを話してくれた
十四松がお姉ちゃんにプロポーズ。したんだって
でも、お姉ちゃん。
十四「もう、会えないって...うぅ...グスッ
う、うぁぁぁぁっ!!」
って
ねぇ。お姉ちゃん
お姉ちゃんは十四松の事好きなんだよね?
どうしてそんなこと言ったの?
ねぇ?なんで?
十四松はこんなにお姉ちゃんの事が好きなのに
今だってほら、お姉ちゃんに【会えない】って言われて
こんなに泣いているんだよ?
涙で顔がぐちゃぐちゃ
私だったらこんなに悲しませないのに
でも
分かってる、貴方が好きなのは私じゃなくて
お姉ちゃんだってことくらい
顔も声も
好きな人も同じ
でも私は良い妹を演じて、お姉ちゃんを上にあげてきた
そんなことくらい全然平気
でもさ、好きな人泣かせるなんて、いくら理由があっても
私。許さないよ?
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蓮城桜 - 恋が叶わない辛さがよくわかるのでとてもうるっとというかスゴく泣きました!ほかにもこの気持ちがわかってくれる人はいますか? (2017年7月11日 22時) (レス) id: bfea0b4b67 (このIDを非表示/違反報告)
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