今日:37 hit、昨日:32 hit、合計:43,126 hit
小|中|大
百九拾五、因果応報 ページ45
.
意外と手強いのを揃えてるな
そんな事を思いながら剣を振るっていると、後方から山崎の声が聞こえた
振り返ると、二人の浪士に挟み撃ちにされている山崎
山「くッ!!」
「山崎ッ!!!」
間に合わない、くそ
最初はお互い背中を預けて戦っていたのに、私がこっちに集中してしまった故にこんなことに
反射的に右手に持っていた刀を投げた
そこからは全てがスローモーションに見えた
私の手を離れたそれは勢いよく回転しながら飛んでいき、山崎に斬りかかっていた浪士の頭に綺麗に刺さる
そいつは横に崩れ、後ろにいた別の浪士は山崎が咄嗟に斬りつける
よかった、間に合ったか
そんな安堵をする間もなく
グサリ
そんな漫画みたいな音が自分のすぐ側から、いや、自分自身から聞こえた
山「Aさんっ!!!!!」
「っ………」
守る術を無くした右側の腕と肩には
銀色のそれが幾つか刺さっている
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
113人がお気に入り
113人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユコ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oorsayui/
作成日時:2018年3月27日 3時