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百九拾五、因果応報 ページ45





意外と手強いのを揃えてるな


そんな事を思いながら剣を振るっていると、後方から山崎の声が聞こえた


振り返ると、二人の浪士に挟み撃ちにされている山崎



山「くッ!!」

「山崎ッ!!!」



間に合わない、くそ


最初はお互い背中を預けて戦っていたのに、私がこっちに集中してしまった故にこんなことに


反射的に右手に持っていた刀を投げた


そこからは全てがスローモーションに見えた


私の手を離れたそれは勢いよく回転しながら飛んでいき、山崎に斬りかかっていた浪士の頭に綺麗に刺さる


そいつは横に崩れ、後ろにいた別の浪士は山崎が咄嗟に斬りつける


よかった、間に合ったか


そんな安堵をする間もなく



グサリ



そんな漫画みたいな音が自分のすぐ側から、いや、自分自身から聞こえた



山「Aさんっ!!!!!」

「っ………」



守る術を無くした右側の腕と肩には


銀色のそれが幾つか刺さっている

百九拾六、死ねない→←百九拾四、にゃーん



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設定タグ:銀魂 , 真選組 , 土方十四郎   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ユコ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oorsayui/  
作成日時:2018年3月27日 3時

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