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「なんか…流れで…」
「は？？」
「……すみませんでした…」
話したら私がキレると思ったのか額を机に擦り付けるようにして謝罪を始めた快斗。いや流れでキスしたってなんだよ。そんなもんで私のはじめてが奪われてたまるか。
「そのよく分からない"流れ"のせ「そんなことより！オメー傷は大丈夫かよ？」なんなの急に？？人の話は最後まで聞けって教わらなかったんか？？？」
私の説教が始まることを察知したのか突然話題を変えた快斗に若干の苛立ちを覚えつつも、一応質問には答えてあげようという私の優しさでその話題に乗ることにした。
「銃弾が掠ったとこはもう特になんともないよ。まあまだ傷は見えるけど、どうせ髪と服で隠れるし。あと痣もほとんど問題ないかな、色は凄いことになってっけどね」
「そっか、」
「なになに、心配してくれてんの〜？」
「あったりめえだろ！あんな姿で目の前に現れたら誰でも心配するわ！！」
「えっ」
予想外な快斗の反応に私はキョトンとする。顔と声は完全に怒っている時のそれで。まさかそんな風に思われていたなんて微塵も思っていなかった私は、快斗の表情を見て呆然としてしまった。
そんな顔もするんだ、なんて思ったり。
って、まてまてまてまて。『心配した』とか言うわりにこいつ私にキスしよったよな？？あれ？？どゆこと？？？((困惑))
「いくらお前が猛獣並みに強いっていっても…下手したら死んでたかもしれないんだぞ、」
「…あんなんで死ぬほど私ヤワじゃないよ」
ファーストキスを奪ったことは一旦置いといて、普通に心配してくれたことにジーンときていた私の心。でもそんなのほんの一瞬の出来事で、快斗の発言を私の耳は逃さなかった。
「ってお前今私のことディスったな？」
「アッ」
ギロリという効果音がつきそうなくらいの勢いで睨みつけるとあわあわとし始めた快斗。まだ睨みつけてるだけだから私はけっして猛獣じゃない。猛獣だったら多分もう手が出てる。
私は「はぁ、」というため息をひとつこぼして頬杖をついた。
「強制紐なしバンジー、フルボッコだドン、挙句の果てには唇まで奪われて…まったくあの日は災難な一日だったよ」
「だから悪かったって…」
「しかもファーストキスってのが腹立つ」
「、え」
「なに」
「ファースト、キス？」
「そうだけど」
突然両手で顔を覆った快斗。まるで思いがけない事実を知ったかのような反応だ。
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柯(プロフ) - 青さん» アンハッピーセット、笑 突然の告白ありがとうございます！！ (2021年7月30日 13時) (
レス) id: d03fcb85aa (このIDを非表示/違反報告)
青 - アンハッピーセット一つください！お兄ちゃんに投げつける！！（ヤメロ）好きです（告白）最高かよ。 (2021年7月30日 12時) (レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
柯(プロフ) - 凛堂さん» あばばばありがとうございます！！！そう言ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです！！ (2021年7月26日 16時) (レス) id: d03fcb85aa (このIDを非表示/違反報告)
凛堂 - めっちゃ面白いですね！！ (2021年7月26日 14時) (レス) id: 1c8e857f37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柯 | 作成日時：2021年7月8日 15時
