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「コナン君…どうしましょう…」
光彦が不安げにこぼしたその時、次郎吉さんの声で船内放送が流れ始めた。
『全乗務員に告ぐ！大至急、ダイニングに集まるように！繰り返す！全ての乗務員は大至急ダイニングに集まるように！』
コナンの探偵バッジに通信が入る。
相手は哀ちゃんのようで、ハイジャック犯の声もバッチリ聞こえてきた。
「シャム猫か…」
「まずいことになったな・・・」
探偵バッジを通してハイジャック犯の話が聞こえてくる。武装に細菌、それに爆弾まで用意しているとは随分としっかりした計画だ。まあ、生半可な計画であればハイジャックなど到底できるものではないと思うけれど。
「どうします？コナンくん。」
「哀ちゃんやみんなを助けなきゃ！」
「それよりも…まず爆弾の解除だ。」
哀ちゃんとの連絡を終えてバッジを仕舞ったコナンは子供たちに向き直る。
「オメーら、まさか喫煙室には入ってねーだろうな？」
彼の問いに、子供たちはドキリとしたような表情を浮かべた。
「入ったのか！？」
「あ、あぁ〜…えでもちょっと覗いただけだよ！タバコの匂いが臭かったから、すぐに閉めた！」
まさか感染者のくしゃみを受けただけでなく、一番危険なところにも近付いていたとは。今は症状も出ていないから何とも言えないけれど、もしこれがただの潜伏期間だとしたら。
とにかく今は全員無事であることを祈るしかない。
「それより！爆弾どーすんだよ！」
「え、あぁ。爆弾は全部で、４つだ。そのうちの２つは下の通路の後ろ半分、燃料タンクの近くが一番怪しい。お前ら…その爆弾を見つけ出せるか？」
「もちろんです！」
「ただし、見つけてもぜってー触るんじゃねぇぞ！すぐに俺に知らせるんだ。」
「うん、わかった！」
「それと…少しでも具合が悪くなったら俺かAに言うんだ。いいな？」
元気に返事をした３人は一斉に走り出す。
「Aはあいつらのことを頼む。なんかあったら連絡してくれ。」
「りょーかい。無理すんなよ名探偵。」
「あぁ。」
コナンと別れた私は子供たちの向かった方向へと走った。さすがに小１と高校生、追い付くのは簡単だった。
「Aお姉さん！」
「さてみんな、ここからは二手に別れよう。光彦と元太は２人で行動。私は歩美ちゃんと行動。いいね？」
「「はい！」」
「よし、任務開始だ」
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柯(プロフ) - 青さん» アンハッピーセット、笑 突然の告白ありがとうございます！！ (2021年7月30日 13時) (
レス) id: d03fcb85aa (このIDを非表示/違反報告)
青 - アンハッピーセット一つください！お兄ちゃんに投げつける！！（ヤメロ）好きです（告白）最高かよ。 (2021年7月30日 12時) (レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
柯(プロフ) - 凛堂さん» あばばばありがとうございます！！！そう言ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです！！ (2021年7月26日 16時) (レス) id: d03fcb85aa (このIDを非表示/違反報告)
凛堂 - めっちゃ面白いですね！！ (2021年7月26日 14時) (レス) id: 1c8e857f37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柯 | 作成日時：2021年7月8日 15時
