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あの細菌の感染経路は飛沫。言い換えれば彼に触れたくらいでは問題ないということ。いやわからんけど。
とにかく今は考えるよりも先に行動だ。
私は間合いを詰めて彼の懐に入り込む。そのまま拳を鳩尾に打ち込んだ。
想定していたよりも綺麗に決まったため、高岡さんは一瞬で気を失ってしまった。私は彼が急に倒れてしまわないようにしながら床へと寝かせる。
「す、すまん…」
「いえいえ」
「Aくん、すぐに手を消毒した方が良い。」
「こっちに！」
「配膳室に、消毒用のアルコールがあるわ！」
「うぃーす」
ショートカットのウエイトレスさんに案内され、配膳室へ。その時入口向かって右側にいた変装した快斗と目が合ったが、特に話すわけでもなくすぐに目を逸らす。一応彼も仕事中だし、そもそもこのウエイターとは知り合いではないし。私は気遣いができる人間なのだ。
「きゃぁぁ！」
「うぉっ、」
突如悲鳴をあげて倒れたお姉さんにビビり散らす。彼女は自分の身体にできた発疹に驚いてそのまま気絶してしまった。そのまま警察に抱えられて病室へと連れていかれた２人を尻目に配膳室へと入った私はふと思う。もしかしなくてもこれは…この船だいぶやばいんじゃなかろうか。
配膳室から出ると、走ってどこかへ向かうコナンの姿が目に入った。
…追いかけるか。
「ヘイ名探偵！そんな急いでどこへ？」
「元太たちを探しに行く！！」
「あー…なるほど。で、肝心の場所は？」
「
「てんさい！」
「ふざけてる場合か！！」
「そんな怒んなって〜」
走り出して数分後、無事に子供たちを見つけた私たちは彼らの体調の確認をする。
「元太！！お前、身体は大丈夫か！？」
「えぇ？」
「歩美ちゃんと光彦も大丈夫？なんか変なとこない？」
「「え？」」
歩美ちゃんと光彦の身体をくまなく確認するが、発疹のようなものはひとつとして見当たらない。恐らくこの２人は大丈夫なんだろう。少なくとも、"今"は。
「おいコナン…？」
「Aお姉さん…どうしたの…？」
「急にごめんね。でも今緊急じ」
私が歩美ちゃん達に説明しようとすると、それは元太の声にかき消されてしまった。
「そーだ！！一緒に飛行船の中探検しようぜ！」
「それどころじゃねぇ。今大変なことになってるんだ。」
「大変なことって？」
「…とにかく、キャビンに戻るぞ」
「え…」
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柯(プロフ) - 青さん» アンハッピーセット、笑 突然の告白ありがとうございます！！ (2021年7月30日 13時) (
レス) id: d03fcb85aa (このIDを非表示/違反報告)
青 - アンハッピーセット一つください！お兄ちゃんに投げつける！！（ヤメロ）好きです（告白）最高かよ。 (2021年7月30日 12時) (レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
柯(プロフ) - 凛堂さん» あばばばありがとうございます！！！そう言ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです！！ (2021年7月26日 16時) (レス) id: d03fcb85aa (このIDを非表示/違反報告)
凛堂 - めっちゃ面白いですね！！ (2021年7月26日 14時) (レス) id: 1c8e857f37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柯 | 作成日時：2021年7月8日 15時
