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返事をする前にそのドアは開かれ、部屋に入ってきたのは、ふわふわな帽子をかぶった、なんだか具合の悪そうな男の人。
見た事、あるような、ないような…
「具合はどうだ。」
『はい、全然大丈夫です。
あの、この船の船長さん、ですよね？』
「…お前、俺の事知らねぇのか。」
知らないも何も、今初めて会った人なのに、知ってて当たり前みたいな言い方…
確かに、記憶なくなる前に会ったことはあるかもしれないけど、
そうだったら、"覚えてないのか"って言い方するのが普通だよね。
ちょっと人相悪いし、変な人なのかもしれない。
そんなわたしの心の中の声が聞こえたかのように、彼はハァとため息をついて、口を開いた。
「トラファルガー・ロー。医者だ。」
『ローさん、ですか。』
なんとなく聞いたことがある名前だった。
やっぱり、わたしはこの人のことを知ってたんだろうか。
でもそんなこと本人になんて聞けないから、喉から出そうになった言葉を飲み込んで、まず助けてもらったことで感謝の言葉を言った。
ローさんは、特にそれには返事をせずに、わたしに視線を合わせてきた。
ロー「…お前、能力者か。」
『そうみたい、です。』
ロー「なんだよ、その言い方は。」
眉間にしわを寄せたローさんに、自分が記憶喪失であることと、今は麦わら海賊団の仲間であることを伝えた。
ロー「へぇ、麦わら屋に拾われたのか、」
『知ってるんですか？』
ロー「まぁな。」
そのあと、ローさんは、自分のことも忘れたのか、とか、何の実食ったんだ、とか、いろんなことを質問してきて、最後には脇腹の手当てもしてくれた。
見た目怖いけど…良い人なんだ、なぁ。
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北沢 - え、、、、続きは〜( ノД`)… 続き楽しみにしてます！ (8月30日 18時) (
レス) @page27 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
あず - 続きとっても気になるけどもうこれ更新されないのかな、、泣 (8月20日 7時) (レス) id: 9e4a1fab10 (このIDを非表示/違反報告)
亜羅零 - ローさん何しとんねんw更新頑張ってください！ (2019年7月1日 21時) (レス) id: 3b01356bb8 (このIDを非表示/違反報告)
イルミ - 最後めちゃくちゃ おいっっっっっってなった笑 (2019年1月27日 20時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 凄く面白かったです！続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年9月13日 6時) (レス) id: a10a38cd02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりもクン。 | 作成日時：2015年2月23日 23時
