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安心しきっていたせいか、ぐっすり眠って目が覚めたのは10時過ぎ。
ふとベッドの横の椅子に視線をやると、目が覚めたら甲板に来い、と綺麗な字で記されたメモが。
来い、って書いてあるから、船長さんだな。
上体を起こすと、腰の怪我は昨日より良くなっていて、痛みも気にならなかった。
この姿のままでいいのかと思ったけど、とにかく起きるのが遅くて、用意なんてする暇もない。
そもそも、鏡さえもない。
手櫛で髪を整えて、部屋を出たのはいいものの。
『甲板ってどこだろ、』
船についてなにも聞かされていないから、急に甲板と言われてもどこに向かえばいいのかわからない。
昨日ベポくんに聞いておくんだった、なんて後悔しながら、とりあえず続いている廊下をあるいてみると、
___がちゃ
___ゴンっ
『…痛いぃぃ…』
「え…うわ、悪ぃ！大丈夫か？って…あれ？」
急に開いたドアの角に頭をぶつけ、しゃがみこむわたしの顔を心配そうに覗くその人は、サングラスをかけて、キャスケット…？らしきものをかぶっている。
…ローさんもふわふわの帽子かぶってたし、そういう風潮がある海賊団なの？
不思議そうな顔でわたしを見つめる彼を、こちらも不思議そうな顔で見つめ返した。
「…あ、あぁ！昨日船長が助けたっつーやつか！
どうりで見たことねぇと思ったよ。
で、なんでベポの服着てんだ？」
『これは…目が覚めたら服がこれに変わってたんです。』
「へぇ、なるほどなぁ。
詳しい話は聞いてねぇけど、大変だったんだなぁ。
まぁ、困ったことがあれば聞けよ！」
『あ、じゃあ早速ですが、困ってるので聞いてもいいですか？』
「？」
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北沢 - え、、、、続きは〜( ノД`)… 続き楽しみにしてます！ (8月30日 18時) (
レス) @page27 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
あず - 続きとっても気になるけどもうこれ更新されないのかな、、泣 (8月20日 7時) (レス) id: 9e4a1fab10 (このIDを非表示/違反報告)
亜羅零 - ローさん何しとんねんw更新頑張ってください！ (2019年7月1日 21時) (レス) id: 3b01356bb8 (このIDを非表示/違反報告)
イルミ - 最後めちゃくちゃ おいっっっっっってなった笑 (2019年1月27日 20時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 凄く面白かったです！続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年9月13日 6時) (レス) id: a10a38cd02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりもクン。 | 作成日時：2015年2月23日 23時
