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『…ベポくん、』
わたしが声をかけると、ガタン！っと大きな音を立てるベポくん。
多分、何でばれたんだろうって驚いてる。
『入って来ていいよ？』
少し躊躇って開いたドアの向こうから、ベポくんがこれまた躊躇いがちに入ってきた。
ものすごく落ち込んで、すみませんと言うベポくんを宥めて、先ほどの椅子に座らせた。
『わたしあなたのこと気になってたよ。』
そう微笑みかけると、嬉しそうに、俺も！と言って、そこからベポくんと仲良くなるまでに時間はかからなかった。
話によると、ローさんが突然びしょ濡れのわたしを抱えて甲板にやってきて、手当をしろと言ってきたらしい。
わたしを助けてくれたときの細かい話は、やはり本人に聞いてみなければわからないみたいだった。
そして、この船は “ ハートの海賊団 ” という海賊団のものであることと、ただの船ではなく潜水もできるということ、
ローさんが “ 死の外科医 ” と呼ばれていることなど、ベポくんはいろんなことを教えてくれた。
ちなみに今は昼ではなく夜の1時を回ったところだそうで、話の最後らへんになると、ベポくんは眠そうに目をこすったりしていた。
『眠いでしょ？ごめんね こんな時間なのに… 』
「大丈夫！ごめんね、疲れてるのにこんな時間まで！
気づいたら話しすぎちゃったなぁ、」
俺、キクと話すの好きだよ、と、目を細めるベポくんが可愛くて、ふわふわの毛を撫でた。
ベポくんはその後部屋を出て行き、わたしもすぐに眠りについた。
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北沢 - え、、、、続きは〜( ノД`)… 続き楽しみにしてます！ (8月30日 18時) (
レス) @page27 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
あず - 続きとっても気になるけどもうこれ更新されないのかな、、泣 (8月20日 7時) (レス) id: 9e4a1fab10 (このIDを非表示/違反報告)
亜羅零 - ローさん何しとんねんw更新頑張ってください！ (2019年7月1日 21時) (レス) id: 3b01356bb8 (このIDを非表示/違反報告)
イルミ - 最後めちゃくちゃ おいっっっっっってなった笑 (2019年1月27日 20時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 凄く面白かったです！続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年9月13日 6時) (レス) id: a10a38cd02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりもクン。 | 作成日時：2015年2月23日 23時
