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「おっ前、あいつしか友達居ないとか可笑しいだろ何でだよ。俺を助けてくれる良い奴なのに。」
おっちゃんは頭をポリポリと掻いて、心底不思議そうに言う。
「おっちゃん、酷いなー。色々あってね……ハハッ。」
こう言えば気の良いおっちゃんは突っ込めないだろう。
「すまねぇ。でもよ、あいつを友達にしなくても良かったんじゃないか?」
「おっちゃんでもそんなこと言うのは許さんぞ!! まあ、確かにそうかもしれなけど、楽しいんだ…。」
これは嘘偽りはない、キャラの私生活を見れてウハウハであるし、なんだかんだ言って修行の面倒見は良い。
でも、やっぱりおっちゃんは渋面だ。
ここは、話を変えて、メシに行こう。
「おっちゃん、そんなことより早くメシ!!行くぞ!!」
私はおっちゃんの腕を引き摺って部屋の外にでた。
おっちゃんはおいおい仕方ねぇなって顔で私を見ていた。
おっちゃんが連れて行ってくれた店は安くて旨かった、予想通りで最高である。
ラーメンを啜りながら聞くに、おっちゃんは負けちゃったから直ぐにはフロアマスターに成れないけど、また頑張るそうだ。
おっちゃんはすごいな、死にそうになったのに頑張るなんて。
私には絶対出来ないよ。
私はいつかおっちゃんの故郷に連れていってくれるって言った。
田舎だけどご飯が美味しいそうだ。
マジで理想的すぎるよおっちゃん。
でも、ゴメン、行けないかも、私はあと数年でここから跡形もなく居なくなるんだから。
「なあA、俺が友達に成れないか?」
「おっちゃんは友達ってよりおっちゃんだから、無理!!」
勿論、そんな理由で無理な訳無い。
私は決めているのだ、友達にするのは私が居なくなってもあまり心痛まない奴にって。
おっちゃんは駄目だよ、情が深そう。
私はいつか、ゴンやレオリオ、クラピカに会う日が来るだろう。
そうなっても私は彼らの友達になる気はない。
精々、知り合いってとこだ。
彼らも情が厚いからね、万が一悲しませることになったら嫌だから。
「そうかぁ……。」
少し寂しそうだが、変える気はない。
私は携帯を買ったら連絡くれと、ホームコードを貰って別れた。
凄く普通で楽しい時だった。
でもまるで元の世界みたいで少し寂しくもあった。
#
後日、ヒソカに教えて貰って携帯電話を買った。連絡先一番はヒソカで次がおっちゃんとなった。…少ない。
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ミネルバ(プロフ) - 検屋敷屋さん» 文字数制限で少し言葉足らずになっていたので、もう一レスします。よくいる人のようにして、読み手と大きな解離を無くしたりしています。それ以外の描写にもなるべく突拍子のないことは書かないことにしています。読んでいただき有り難うございました。 (2020年2月11日 18時) (
レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - 検屋敷屋さん» 有難うございます!!この夢主は正義があるともいえず、逆にクズとも現せれないよくいる曖昧な人のように書いています。そこにリアリティと言って貰えて嬉しい限りです。今後も素敵と思ってもらえるように頑張ります!! (2020年2月9日 19時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
検屋敷屋(プロフ) - キャラの性格が崩されずリアリティがあって楽しく読めます。応援してます。素敵な小説をありがとうございます。 (2020年2月8日 20時) (レス) id: 8f1e53f51b (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - ひなたさん» 有り難うございます!! 何処がツボに嵌まったか分かりませんが、この小説は作者の趣味を全面に押し出したものなので、これからも楽しめると思います!! (2019年11月7日 0時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - はじめまして！こういう小説探してました！！！最高です！これからも応援してます！ (2019年11月6日 17時) (レス) id: 0dee45b0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミネルバ | 作成日時：2019年9月25日 8時
