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ヒソカの弟子にしてはいやに弱い子だ。
まあ、ヒソカが遊んで負けたんだろう。
それで自信がついて俺と戦うことにでもなったのかな?
ヒソカと違って俺は仕事に手を抜かないから上手く行くわけ無いのに。
それにしても負けたら師匠兼友達とか馬鹿な事言って。
暗殺者には友達はご法度だ、弱味に成っちゃうからね。
まあ、勝てるからどうせそんなことには成らない。
さっきから俺は攻撃全てを避けている。
全力で突っ込んでくるから勢いが殺せず地面に転び、擦って足や手に怪我をしている。
あー、体の使い方が成ってない。
「避けないでください!! 貴方ほどの使い手なら防げるでしょう!! 」
まあ、確かにそうだね。冥土の土産に少しくらい言うこときこうかな? 待てよ?
「ヒソカ。近づいたら即刻怪我しそうな念ってこいつ持ってる?」
「持ってないよ♥️」
じゃあ、まあいっか、死ぬし。
彼女は口から出る血をぬぐって、俺の方に向かってきた。
ここからはずっと肉弾戦だった、キルとヒソカが師匠なだけあってそこそこはやるようだ。
でも凡人だな、俺の動きに対する対処が大分遅いし、考えて動いている。
ヒソカやキルのような直感が無い。
まあ馬鹿力だけは認めよう、念が無かったら骨は粉々だったよ。
これがあるから肉弾戦にしたのか?
でも、俺には効かないよ。
彼女の血液が殴る、蹴るごとに俺の服に滲む、汚い。
依頼だししょうがない、暗殺とは訳が違うんだから。
何度も何度も彼女は俺の事を足で蹴る、痛くないな。
ﾋﾞｰﾋﾞｰ
3分の音だ、もう少しでこいつも死ぬね。
焦ってきたのか、どんどん鋭い攻撃になってゆく。
口からは未だに血がダラダラと垂れ、腕も足も傷があるがそれを無視するかのように全力で殴ってくる、見たところ多分折れている。
こいつは痛みを感じないのか?
ここまで怪我をすれば普通の女は少しは攻撃を緩める、力とこれだけは評価出来そうだ。
動きで予測できるが、激痛に耐える訓練をしていた人間のようには見えない。
普通なら称賛に値する忍耐力だ。
ﾋﾞｰﾋﾞｰ
3回目の音だ。
もう殺して良いってことだ、じゃあさっさと殺そうか。
「じゃあね。弱い自分を恨みなよ。」
俺はすかさず針を一気に投げる。
ブスブスっと頭部に避ける間もなく刺さっていく。
死んだな、大事言ったわりには大したこと無かったね。
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ミネルバ(プロフ) - 検屋敷屋さん» 文字数制限で少し言葉足らずになっていたので、もう一レスします。よくいる人のようにして、読み手と大きな解離を無くしたりしています。それ以外の描写にもなるべく突拍子のないことは書かないことにしています。読んでいただき有り難うございました。 (2020年2月11日 18時) (
レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - 検屋敷屋さん» 有難うございます!!この夢主は正義があるともいえず、逆にクズとも現せれないよくいる曖昧な人のように書いています。そこにリアリティと言って貰えて嬉しい限りです。今後も素敵と思ってもらえるように頑張ります!! (2020年2月9日 19時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
検屋敷屋(プロフ) - キャラの性格が崩されずリアリティがあって楽しく読めます。応援してます。素敵な小説をありがとうございます。 (2020年2月8日 20時) (レス) id: 8f1e53f51b (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - ひなたさん» 有り難うございます!! 何処がツボに嵌まったか分かりませんが、この小説は作者の趣味を全面に押し出したものなので、これからも楽しめると思います!! (2019年11月7日 0時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - はじめまして！こういう小説探してました！！！最高です！これからも応援してます！ (2019年11月6日 17時) (レス) id: 0dee45b0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミネルバ | 作成日時：2019年9月25日 8時
