君は知らない 1【H×H】

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ヒソカと修行するようになって、中々の月日が経った。
しかしながらこいつは今まで一度も友達という役割を果たしてない。
頑張って契約でその権利を得たはずなのに。
修行を見てくれてない日もある、師匠としてくらいはちゃんとしろ。
だが、今日という今日は友達の役割を果たさせてやる。
なんと今日、私は体術のみで200階に到達した、快挙である。

「やったよ、やった!!200階に来たよ!」

「うん、うん♦️良くできました♥️」

「さあ、約束だ!!」

先日200階に行ったら言うことを１つ聞いてもらうと約束したのだ。

「はあ、で何がいいんだい?服かい?料理かい?」

っふっふっふ、バカめそんなものですむと思うなよ。

「いーや、違う!! お前には１日友達としてちゃんと私に付き合ってもらうぞ!!それもすっぴん限定だ!!その化粧の下みせろ!!」

私は彼の顔を指差し、ニヤニヤしながら言う。
まあ、知ってるんだが今まで一度も現実で見てないあの化粧の下を見たい。
そして、ヒソカと遊ぶのだ!! ヒソカに様々な服を着せて写真をバシバシ撮るのだ!!
彼はキョトンとする、私のお願いが意外だったのだろう。

「まあ、いいよ、何時がいいの?」

「できたら明日かな、早く行きたい。でも、ここら辺の地理わかんないから大型デパートつれてって。」

「OK♥️」

大丈夫のようだこれはワクワクしてきたぞ!! 私は満面の笑みでヒソカと一緒に修行場に行った。


……余談だが、気分が高揚してポケーっとし過ぎて今日の修行は打ち切りとなった。
不甲斐ない……。

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