【鬼滅の刃】おい待て落ち着け。【○○しないと出られない部屋】 参巻

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第六戦、甘露寺蜜璃。



「唯一不安なのがあの胸が試合中に揺れて気を取られること」

「貴様甘露寺を変な目で見たら刺すぞ」

「アイツめっちゃ耳赤くなってるの誰か教えてあげて」



……あー、多分羽根突きっていうのは筋肉量多いヤツが勝つんだと思う。ね。冨岡と同じく一撃で決まりましたよえぇ。負けました。何だこの敗北感、あ〜〜ちょっと待って本気で悔しい〜〜〜……。伊黒の射殺しそうな視線のせいでもあったかもな。

そして時透君、私に負けたのを結構悔しがっていたのかは知れないが、何故か思い切りべっちゃりと私に墨を付けやがった。そろそろ顔面マジでヤバいぞ。



第七戦、悲鳴嶼行冥。



「これは……、諦めていいかな？」

「Aちゃん頑張ってー！」

「死んでも勝ってくる」



つってもマァ惨敗ですね。ハイ。一撃どころか一瞬だったよもう……、冨岡とか蜜璃ちゃんのは何とか目で追えたけど、悲鳴嶼さんのはマジで何も見えなかった。案の情時透君にべったり墨付けられたよ。



第八戦、伊黒小芭内。



「ぶっ潰す」

「伊黒さんに関しては単純ですね、ホント……」

「仕方ないっすよ、こりゃあ譲れません」



アイツと私がかみ合わないのは、鬼殺隊の中では周知の事実だ。今までの試合の中では一番白熱したと断言できるが、まぁ勝てた。結構ギリギリだった。多分向こうも結構対抗心湧いてたんじゃねぇかな、そうじゃなきゃこの私が屋内戦でこれだけ苦戦する訳ねえ。

伊黒が時透君に丸をべっちゃりつけられたのはマジ笑ったな。グッジョブだぜ時透君。鏑丸からすごい威嚇されてたけど。



第九戦、不死川実弥。



「わあ、これはマジどっち勝つかわかんねぇな……」

「二人共、頑張るべし……南無阿弥陀仏」

「まだ死んでないっす」



あー、結果論から言えば負けた。えぇ負けました。……あァ、結構悔しいなやっぱり。でも伊黒と大体同じぐらいしっちゃかめっちゃかにやってたと思うし、案外納得のいく敗戦だったよ。

そしてもはや恒例の、時透君による墨付け。鏡見せてもらったけど顔面真っ黒だわ。蜜璃ちゃんがぶっと噴き出すのを堪えてくれてたのはありがたいけど、でも顔でもう面白いって言ってるもんだってわかっちゃうんだよなー。宇髄は何のてらいもなく爆笑してたけどなー。




──ま、今回は案外楽しかったお題でしたっつー訳で。



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