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指定された場所は天空闘技場の200階クラスの一室
なるほど、しばらくここで快適な生活を送っていたわけか
俺は納得して部屋を開けて中に入る
姉さんをベッドに寝かせる
なんとなく部屋を見回す
姉さんが電話で熱弁していたお気に入りのカップ麺のストックが大量にある
あとは巷で人気のお菓子とか、マーケットでおまけに貰ったと予想できるへんなぬいぐるみとか
作った料理や初めて使った家電製品の写真を撮ってアルバムに丁寧に入れてある
当たり前の日常の初めてを忘れないように閉じ込めたその健気さ
そして笑顔で映る姉さんを撮ったのは誰なのか
姉さんに執事の居ない生活をおままごとではない家事を教えたのは誰なのか
姉さんがまた帰りたいと思った場所
ものすごく興味がある。
ここにいれば必ず会えるだろうと、自分も姉さんと一緒にベッドに潜り込んだ
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作者名：ふぇもふぁ | 作成日時：2020年5月27日 0時
