5「合否」 ページ10
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カカ「みんな揃ったな」
鈴を手に入れたのはAひとりだった。
サス(A…アカデミーでの成績は良かったが、俺以上には見えなかった…。一体どんな手を使ったんだ?)
Aは合格決定か。
そうみんな思っていた
カカ「みんな不合格!そしてお前らは忍者学校に戻る必要はない、忍者をやめろ」
!!!
カカ「この試験で重要なことはただ一つ、チームワークだ。
A。お前は唯一鈴を取り、ナルトを助ける一面もあり合格させたいところだが…
残念ながらチームはまとまらなかったな」
『……!』
リーダーってタイプじゃない。
なんて言い訳をしたい気持ちを抑えた。
これはひとりひとりの問題であり、わたしもみんなを信頼しきっていなかったのは事実、結果として出ている。
ひとまず午後にチャンスを与えられ、ランチタイムを設けられた。
弁当は3つ。
ナルトはなし。
そういうルールだ。
ナル「ぐるるるるぅ…」
サス「ほらよ」
ナル「!」
サク「ちょっとサスケくん!さっき先生が食べさせちゃだめだって」
サスケいわく、カカシの気配はなく、ナルトに足手まといになって欲しくないらしい。
『サスケの言う通りだね。午後はみんなで頑張らないと』
サク「Aまで…!」
渋々、恥ずかしがりながらサクラもナルトに分けてあげた
カカ「お前らー!ごーかーく!」
キョトン。
突然の合格発表。喜ぶより理解が出来ず、どういうこと?と聞く
カカ「忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる。けどな、仲間を大切にしない奴は…それ以上のクズだ」
『!』
先生の言葉に、今までで2番目に胸がざわついた。
例の女の子が何か言いたげにしているけれど、聞こえない。
最近頻繁に反応してる。
女の子の謎に向き合わなくては…
そのために、さっきの先生の言葉をしっかり覚えておこう
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作者名:赤成 | 作成日時:2019年2月25日 11時